占い師の独り言
- カテゴリ:日記
- 2012/02/21 08:58:37
最近、TVを賑わしている占い師の方がいます。
同業者としては、大変迷惑な話です^^;
ところで占いにはいろいろな種類があります。おかしなものには引っかからないように・・・
1.観測に基づく統計学的なもの
天体の運行や暦によって占う手法です。有名なところでは西洋の占星術。
古代バビロニアで、天体運行の解釈をもとに体系化されました。
黄道十二宮の概念が生まれたののも紀元前で、木星の周期に合わせて天空が12等分されました。
現存する最古の占星術のテキストは、古代ローマのマリニウスによる「アストロノミコン」。
2.パターン化によるもの
易やタロット等、シンボル化された道具を使用して占います。
易のおおもとは卜占で、これが易という形になったのは古代中国の殷代の終わりごろらしいです。
古代中国の占筮(細い竹を使用する占い)のテキスト「易経」で、符号(シンボル)を用いて状態の変遷、変化の予測をパターン化しています。
現代のタロットは19世紀にマクレガー・メイザースによって整理されたものが基準になっています。
3.宗教的なもの
日本では沖縄のユタ占い、西洋では古代ギリシャの「デルフォイの神託」が有名ですね。
デルフォイの神託というのは、紀元前にデルフォイの神殿の巫女が行った神託です。
神託をうける手順は、使者がデルフォイの神殿に出向いて神域の巫女に占って欲しい事柄を伝えるのですが、神託を受けるまでは数ヶ月から1年近く待たされたそうです。
調査を経て相手のおかれている状況等から判断して占いを出すと言う、問題解決手段としての宗教センターだったのかもしれませんね。
4.心理学に基づくもの
現代において、もっともはやっている占いです。
街角の占いで若い女性の方は、「恋愛の悩みですね」と言われて何で分かったんだろうとか思ったことありませんか?
これは相手の質問を先に当てることによって相手に「すごい」と思わせようという一種の心理操作です。
人間の心理と言うのは面白いものでテキトーに占っても、大抵は「そういえば・・・」とうまい具合に解釈していただけます。
洗脳的なものもあるので注意が必要です。
ニコタの職業欄参照。
手相は変化するので、その人の状況をあらわすようですね。
手相とタロット けっこう指針になったりします。
当たるも八卦、当たらぬも八卦・・・
確かに。
のめりこんだらまずいですよね。
誰でもできる血液型占いなどなど^^
こちらこそいつもありがとうございます。
自分も本を買ったりして。
洗脳は怖いですね。気軽に参考程度にしたいです。
良い占い師は、いかにクライエントを元気づけ、
迷いから抜け出させるか・・という事が得意っていうか・・。
どう距離をとりつつ付き合うかということだと思います。
私も占いは好きですが、最近は前ほど一喜一憂しなくなりましたw
恋愛運より健康運が気になり始めているところですwww
のめさんは、どういった感じの占いをされてるんですか~?
いつも訪問ステプ、ありがとうです(^^)