アンドロイド
- カテゴリ:恋愛
- 2012/02/09 12:45:16
現実の女性に失望していたキプロス王ピュグマリオンは、理想の女性としてガラテアを彫刻した。
彼は自らの彫像に恋をし食事を用意したり話しかけたりするようになり、彫像が人間になることを願った。
やがて彼は彫像から離れることができなくなり、次第に衰弱していく。
その姿を見かねたアフロディテは彼の願いを容れて彫像に命を与え、ピュグマリオンは人間となった彼女を妻として迎えた。
この物語をもとにして19世紀のフランスの作家ヴィリエ・ド・リラダンは、「未来世界のイヴ」を執筆する。
この小説は、1886年発表され「アンドロイド」という言葉を最初に用いた作品と言われている。
ヴィーナスのような美貌をもちながら、卑俗な魂の持ち主の歌姫アリシヤ。
青年貴族のエワルドは、恋人となったアリシアのあまりの知性の欠如に絶望し苦悩する。
みかねた友人のエジソン博士は、エワルドのためにアリシヤの姿を模した人造人間ハダリーを創造する。
ハダリーは、エワルドとエジソンの二人の交わす会話により生ける人形としてそして未来のイヴとしての精神を帯びていく。
リラダンがエジソンとエワルドに交わさせた会話は、義体文明の可能性に関する議論のようです。
そして、この物語は100年以上の年月を経て押井守監督の映画「イノセンス」につながっていく・・・
ところでリラダンの本名は、ジャン・マリ・マティヤス・フィリップ・オーギュスト・ド・ヴィリエ・ド・リラダン。
実際に伯爵だったリラダンですが、凄い名前ですね!
空山さん、知っていましたか!
AIBOのデザインをしたことでも有名ですね。
1947年うまれなんですねー
アンドロイドは、古代ギリシャ語のアンドロとアイドスを組み合わせた造語らしいです。
人間(男性)そっくりという意味。
そのため女性型アンドロイドをガイノイドという場合があるようです。
空山基さんのイラスト集に、「ガイノイド」がありますね。
そうなのねー。。。。
アンドロイドという言葉はだれが作ったんだろうと思ってました。
なんか悲しい響き 感じません?
カラフルは見たことありませんが、映画等をくり返し見ることで思いの伝わり方が違うことがありますね。
現存している人で長い名前は、イギリス人のキャプテン・ファンタスティック・ファースター・ザン・スーパーマン・スパイダーマン・バットマン・ウルヴァリン・ハルク・アンド・ザ・フラッシュ・コンバインド (Captain Fantastic Faster Than Superman Spiderman Batman Wolverine Hulk And The Flash Combined)だそうですよ。
これでもかこれでもかとアピールしているノリなんでしょうね!
昨日「カラフル」を再度見たのですが2度目のほうが映画の良さをじっくり味わえました。(*^_^*)
ピカソもそうでしたし・・。