憂鬱だ。

僕は理想という光をもつ

けれどそれは簡単に心の中で矛盾する

どこかで同じ光を僕は消して埃の中に隠してしまっている

人間に対して光をもつけども冷たい自己欺瞞の眼を向けることさえ

光に当てられないところで隠している

存在の矛盾だ

人はみな他人の言葉を自分の利益にならない場合は忘れてしまうのだ

みな無頓着

僕の言葉を利益を通さず聞いてくれる人はほとんどいない

逆にお互いのごまかしのない真実をたしかめあって、生きるのも僕には無理だ

自己欺瞞が僕に重くのしかかるのだ

ただ救いようのない光を裏切る世界が公然と果てなく続く

理想の歓喜も簡単に忘却される

あまりにも非人間的なおろかしさ

なにごとも真実などない　賢い人の言葉がかなしく響く・・・