Nicotto Town



ふらすとれーしょんず


そこには、喧騒と騒然が充満し、怒りが帯電している。

一発触発で、連鎖崩壊しそうな臨戦態勢。

血に飢えた狼たちが、鉄格子のなかで牙をむき出しにして、よだれを垂らしている。

無数の彼ら、理不尽や不条理などを糧として凶暴/悪化した狂気のフラストレーションズを軋みながら押さえつける鎖と楔、「理性」が悲鳴をあげる。

今にも引きちぎられそうなガシャガシャと唸る金属音が恐怖をあおりたてる。

理性とは、因果における結果を推測し、行動を抑制させる安定剤だ。

だが、怒りと憤り、憤怒はその楔を腐食させ断ち切ってしまう。

やつらが解き放たれてしまったら、あとに残るのは破滅だけだ。

リスク、行動に対する因果、影響を考慮しない行動がどれほど恐ろしいものか想像してみるがいい。

そこでは、あらゆる倫理観が、道徳観が、あらゆる法がねじ曲がり回折する。

激情の嵐が吹き荒れるだけだ。

解き放たれたやつらを止める術はない。

それでも、世界は破滅を望むのか。

憎しみと悲しみの連鎖を望むというのか!


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2012/01/27 18:49
興奮した、軍隊アリ、スズメバチの集団みたいなものなのね(汗)





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