Nicotto Town


連続冒険小説 霊験導師わむたん


ユキ、おまえを愛してる(第3話)

私は暖かい腕の中でまどろんでいる。

どうやら、私を抱きかかえた者は動物病院を探しているようだ。

トントントン・・・

閉まった扉をノックしたが返事が無い。

これで3軒目だ。

その間にも雪は容赦なく降り続いている。

私が暖かい訳は、セーターにくるまれているからだ。

彼は自分の着ていたセーターを脱いで私を包んでくれた。

まどろむような暖かさだ。

でも彼はトレーナー姿で寒そうだ。

雪が彼の肩に降り積もっている。

夜間なのでみな閉まっていたが、ここの4軒目ポチタマ動物病院と看板が出ている病院に灯りがついていた。

まだ先生が中に居るようだ。

「すいません。診て貰いたいのですが。」

中から若い女の先生が顔を出した。

「どうしたの?」

「猫が倒れていたんです。」

「どれ。見せて。」

先生は中に招き入れると私を診察台に寝かした。


(お願い:この作品は小説大賞応募予定作品につき、作品の模倣、一部の複写等の行為はご容赦ください。☆一部名称等は投稿時に変更することとする。☆この作品の著作権はわむたんに帰属します。)

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2012/01/25 00:25
かるめさん

まだほんのさわりの所だけど、これから盛り上がっていくんだよ\(^o^)/
乞うご期待(^O^)/
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2012/01/24 23:00
はじめてあった猫ちゃんのために
4軒も病院を回ってくれたのね~。
きっときっととても素敵な人だ~❤



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