✿主な登場人物✿
小早川　波・・・海の大好きな女性。美人で頭がいい。5歳で両親をなくす。
小泉　夏木・・・明るくて元気な女性。明るい人がタイプ。
橘　カイト・・・クラスで1番明るい男性。昔から好きな女性がいる。一途。

夏木「・・・・・・」
母「夏木～！ご飯できたわよ～」
夏木「あっ、はぁ～いっ♪」

カイト「夏木・・・・・？」
PLLLLL......

カイト「はい、もしもし」
波『あっ・・・カイト？さっきは叩いてごめんねっ。。。でも私っ！』
カイト「もう・・・いいよ。波・・・お前の力になりてーんだ・・・」
波『カイト・・・・気持ちはうれしいよ？うれしいけど・・・私・・・』
カイト「なんで恋しちゃいけないとか言うんだよ！やめろよ・・・。」
波『私・・・最低だよ・・・カイトにもつらい思いさせて・・・お母さんにも・・・』
カイト「はぁ！？あの母ちゃんおめーのことキャバ嬢にしよーとしてたじゃん！」
波『もう。。。ほっといて。。。お願いだから。』
カイト「おいっ！波っ・・・」
プッ、ツー･･･ツー･･･

カイト「・・・・・・・・・・・・・・」

波「っ・・・・うあぁぁぁあぁぁ～～～～ん」

なんでいつもこうなんだろう・・・。私たちはいつもこうなる・・・・。
きっと誰も傷つかない恋なんてないのだろう・・・。そう・・・
きっとね。。。。。。

～朝～
夏木「おっ！波！おっはよ～」
波「あっ・・・・夏木・・・・おは・・・・よ」
夏木「あっれぇ～？元気なくない？だいじょ～ブ？」
波「へっ？大丈夫だよ＾－＾なんもないしぃ～♪」
「はははははははははは♪」
スッ・・・・・・・
夏木「おっ！カイトおっはよぉ～♪」
波「ちょ・・・！夏木っ」
カイト「波・・・夏木・・・おはよう＾＾」
夏木「あれれ？2人そろって元気なしかぁ～」
カイト＆波「えっ？」
夏木「プッ・・・そんなこともないかぁ～ｗｗｗｗ」
波「か・・・カイト！マネしないでよ！」
カイト「はぁ！？マネしたの波だろっ！」
波＆カイト「プッ・・・あははははははｗｗｗｗ」
夏木「・・・・・・・・・」
PLLLLL.........
カイト『話がある。』

夏木「カイト・・・・？わざわざメールで言わなくても・・・。」


夏木「カイト・・・話ってなに？」
カイト「おめーあきらめたって言ったよな？なんで？」
夏木「えっ？べっつにぃ～」
カイト「なんかあったのか？恋でも？」
夏木「バッカじゃないの！？」
カイト「え？」
夏木「こっちは一生懸命諦めようとしてんのよ！」
カイト「でもおまえ・・・・」
夏木「昔から好きだった人の事簡単にあきらめれるわけないでしょ！？」
カイト「っ・・・・！」
夏木「カイトは昔から私にとっては私の命なんかより大事な人なの・・・今でもそう。」
カイト「夏木・・・・・。」
夏木「あれは、カイトが波に告白するよーにした後押しってヤツかなっ♪」
カイト「無理すんなよ・・・・。」
夏木「そーだね・・・無理してるかもね・・・。でも私はカイトが幸せならそれで・・・」
ポロ・・・・
カイト「っ・・・・・！夏木・・・・」
夏木「あれっ？おかしーな・・・なんで涙が・・・雨かな・・・はははは・・・。」
カイト「夏木・・・・」
夏木「ねぇカイト・・・ここまで来たもん・・・・全部話していいかなっ？」
カイト「あぁ・・・・。」
夏木「私はね・・・昔からカイトの笑顔が好きだった・・・だからずっと笑っててほしかった」
カイト「うん」
夏木「でもね・・・カイトなんだか中学かいってから笑わなくなった・・・」
カイト「っ・・・・・」
夏木「理由は波・・・波は中学からまたモテだしたからでしょ？」
カイト「・・・・・・・・・・・・・・。」
夏木「いつもやきもちやいてさ・・・バカみたいだった・・・でも私もカイトが波に笑顔で話し　　　　　　
　　　　かけるといつもバカみたいにやきもちやいてた・・・・・。」
カイト「うん」
夏木「おかしいでしょ？違う女の子に笑顔で話しかけてるカイトを見るだけでやきもちやく
　　　　なんてさ・・・・それは今も昔もかわんない・・・・。」
カイト「･････うん」
夏木「私だけ見ててほしかった・・・私だけ見て笑ってほしかったのに・・・」
ポロッ・・・・
カイト「夏木っ・・・・・」
夏木「なんで私じゃダメなの！？波にふられた今でも！？わかんないよ！！！」
カイト「あのな夏木・・・多分おめーが俺を好きなように俺も波が好きだ。」
夏木「きれーだからでしょ？ねぇ！なんで・・・なんで私じゃないの！？」
カイト「俺のことはもう見ないでくれ。」
タッタッタッタッタ
夏木「うっ・・・うっ・・・・」

波「夏木がカイトを・・・す･･･き？」

そう。恋はいつでも気付いたら私たちを・・・
ズタズタに傷つけている。

次回もみて(｡◡ .◕) (◕. ◡｡)ﾈｪｰ ღღ

※実話ではありません。