☆木枯らし
- カテゴリ:その他
- 2012/01/18 00:04:39
冬は木枯らしで始まりますが、木枯らし1号は「10月半ばから11月にかけて(二十四節季の「霜降」から「冬至」の間)、その年に初めて吹く風速8m/s以上で風向きが北から西北西、木の葉を落とすような強い風」を指します。つまり、「木枯らし1号」はあっても「木枯らし2号」は発表しません。また、木枯らし1号を観測しているのは、東京の気象庁と、大阪の気象台だけです。
ところで、「からっ風」と「木枯らし」が混同されることがありますが、からっ風は冬から春先にかけて関東地方などで山を越えて吹いてくる冷たい乾燥した風のことです。木枯らしは、文字どおり「木を吹き枯らすもの」という意味で、晩秋から初冬にかけて吹く冷たい強風ですから混同しないでくださいね。
※「凩」という文字は、日本でつくられた国字で、風の省略形の「几」と「木」の二文字を併せたものです。
そういえば 関西では からっ風って言いませんし聞きませんね ( e'ω'a)b