☆平林
- カテゴリ:お笑い
- 2012/01/05 00:10:14
漢字には音読み・訓読みがあり、その読み方が難しくなることはしばしばあります。そんなこともあってフリガナも重要になることがあります。
この落語は日常生活でもこのようにしばしば間違いを犯すことを滑稽に表現したものです。「平林」は「寿限無」とともに落語家が入門したてのころに覚えるものらしいのですが、なかなか面白い噺と思います。また、上方と東京で落ちの部分が少々異なることがあります。
ところで、この落語は上方では「たいらばやし」、東京では「ひらばやし」と呼ばれることが多いそうですが。別名に「字ちがい」「名ちがい」があります。
【スジ】
字を読めないだけでなく、物覚えの悪い男が、「平林」という人のところへ使いにやられる。途中で突然の出来事のため、名前の読み方を忘れてしまい、通りがかりのいろいろな人に「平林」と書いた紙を見せ、読み方を聞く。
しかし、それらの人々も十分に字が読めないので、タイラバヤシと読んだり、ヒラリンと読んだり、さらには一八十の木木(イチハチジュウノモクモク)から、はては一ツと八ツの十木木(トッキッキッ)と読む人まで現れる。
そこで「タイラバヤシかヒラリンか、イチハチジュゥのモクモク、ヒトツとヤッツでトッキッキッ」と囃子ながら歩く。
「何やケッタイなこと言ぅて歩いてるなぁ。 これ、定吉っとんと違うか?」
「これわこれわ、本町のひらばやしさん、こんにちわ? ちょ、ちょっと待っとくなはれや 『た~いらばやしかひらりんか』『たいらばやし?』『ひらりん?』」
「惜しいなぁ、お宅に用事はおまへんわ」
関東ッ子には・・・
読み間違えもイヤですが
年賀状の宛名・・・・
相変わらず「字」が違うーーって!
と叫びたくなった名前。^^;;
お願い「字」間違えないでーーーー!!(泣き)
けっこう面白かったのを覚えてます♫