小説♦⑥
- カテゴリ:日記
- 2011/12/23 23:30:09
*これは ある本のお話なので もしかしたら 読んだことがある人は知っているかもしれませんが ご了承ください。w
続き書くのが遅くなって ごめんなさいッッ!!!!!><
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アイツ!?
ウソ!ウソ!まさか!
ユリカのひと目ぼれの相手って・・・・・・アイツなの?
そのときちょうど、休み時間の終わりのチャイムが鳴った。そのおかげで、あたしは何も言わずにすんだけど・・・・・・。
この日一日で、あたしはユリカの魅力をたっぷり知らされることになった。
音楽の授業では、ショパンのワルツをひいてみせた。三才からピアノを習っているそうだ。先生が言うには、コンクールで優勝してもおかしくないほどのうで前らしい。
英語の授業では、そのキレイな発音に、外国人の先生もおどろいていた。おばあさまがイギリス人で、小さいころから英語に慣れているんだって。
放課後には、なんとおむかえの車がやってきた。
本当に「おじょうさま」っているんだなあ。
あんなにキレイで、なんでもじょうずで。なのに、全然えらそうじゃない。男子も女子も、その日はユリカの話題でもちきりだった。
ユリカはステキな女の子だ。そのユリカが、アイツにひと目ぼれしたって。
アイツも、「おまえとは大ちがい」って言ってたし・・・・・・。
ふたりが両思いになって、あたしはフラれちゃったりして・・・・・・。あはは・・・・・・。
笑えない!どうししょう!
みんながユリカに夢中なんだもの。アイツもユリカのことを好きになっちゃうかも。
あたしも、ちょっとは女の子らしくなる努力をしなくっちゃ。
その日の夕方、あたしはDVDを借りに走った。
DVDを見ながら、そのとおりにやってるつもりなんだけど、ヘアアレンジって難しい。あたしの髪の毛、どうしてこうバサバサなんだろう。今年もよく海で遊んだからなあ。日に当たるのって、髪によくないらしい。
ビーズのついたとっておきのピンで「ポンパドール」にちょうせんしてみた。何度もやり直して、ようやくうまくできた、と思ったのに。すごく苦労して留めたピンは、たった一分ももたずにはずれて、ゆかに落ちてしまった。
「ちっくしょう!」
あ、この言葉づかい。これがダメなんだよね・・・・・・。
あたしは洋服ダンスをひっかきまわし、親せきの結婚式のときに買ってもらったいっちょうらのワンピースをさがしだした。すそにフリルがついてるワンピースを体に当てて鏡の前に立ち、ニコッと笑ってみる。
これ、かなり気に入ってるんだけど、ユリカが着たらもっと似合うんだろうなあ、なんて思ってしまう。
イヤになってベッドにバタンとたおれこんだとき、大事なことを思いだした。
あしたって、アイツの誕生日だったはず!
プレゼント、用意してな~い!もう夜だし・・・・・・このいなか町じゃ、お店はとっくに閉まってる。ヤバイ。どうする?
・・・・・・そうだ、スコーン作ろう!
きょう、ユリカのスコーンおいしそうに食べてたし。
アイツの大スキなチョコチップ、いっぱい入れちゃおう。甘いものスキだから、きっと喜んでくれるよね。
あたしは勢いよく起きあがり、またまたDVDを借りにダッシュ。
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続きはまた今度☆彡
よかったら 見てね!!!!!♪♪
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- 花イチゴ
- 2011/12/24 00:29
- また見るyw
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