私的録画補償金制度って
- カテゴリ:日記
- 2011/12/23 17:46:44
デジタル放送専用レコーダへの私的録画補償金の支払いについて争っていた、SARVH(私的録画補償金管理協会)と東芝の訴訟について22日、知的財産高等裁判所は、「アナログチューナ非搭載DVDレコーダは、著作権法施行令第1条第2項第3号の“特定機器”に該当しない」として、SARVH側の控訴を退けたそうです。
これに対し、SARVHは「このような判決が出たことは、権利者にとって大きな痛手」として、即日最高裁判所へ上告しているそうです。
私的録画補償金制度って何?ってことで、SARVHのHPをみてみました。
テレビ番組は多くの著作権者、著作隣接権者によって制作されますが、個人が録画する場合は、だれの許可も要らず、自由に録画できます。
しかし、デジタル録画の場合は映像が高品質で劣化しないことなどから、オリジナルと同様作品が多くなって、著作権者・著作隣接権者にとって不利益になるため、これら権利者を保護するために著作権法にこの制度が設けられました。
なんか、変なこと言ってますよね。
映像が、高品質になっても、変わりは、ないように思えますが。
前は、アナログテレビを録画していて、よかったら、DVDを買うってことなんですが、今度は、デジタルテレビを録画していて、よかったら、ブルーレイを買うってことになるだけのことですよね。
まあ、この裁判は、デジタルレコーダーだと劣化せずにコピーできるからってことで起きたことらしいんですけど、デジタルになって、プロテクトが、かかったじゃん。今は、ダビング10で10回コピーできるようになったけど、最初の頃は、ムーブ(移動)しか出来ませんでしたよね。(アナログの頃は、無制限でコピーできたけど)
私的録画補償金は録画機器(ブルーレイレコーダーやDVDレコーダーなど)と記録媒体(ブルーレイディスクやDVDなど)の製品にあらかじめ含まれているので、これらのデジタル製品を購入する際に著作権者や著作隣接権者に支払われることになります。ってなってるけど、どうせ、そのうちの、一部をSARVHが取っているんだろうな。(なんとか管理協会とか、なんとか団体ってたくさんあるよね)