Nicotto Town


nekoyama の つれづれ日記♪


現在は過去の延長線上にある。


今年心と記憶に残ったこと…

大きいところは、やはり東日本大震災じゃないでしょうか。

その時刻は、福岡の派遣先で図面とにらめっこしていました。

隣の席の社員さんが、休憩から戻って来て、
東北で地震だってー、っと話しました。

ちょうどその時刻に、事務所で椅子に座っていたわたしも、
ちょっと揺れた気がしていたのでー、同時に地震かしら?
と、考えていたのですが…

最初はまた地震かーくらいだったのが、
日を追う毎に大変なことが判って来て、
どうなっちゃうんだろう?って、不安になって、
それでも、九州の福岡は平穏に日々が流れて、

わたしたちは、被災した人達を支えるためにも
普通の日々を維持して行くしかない、
仕事の時間、残業もがんばって、

ちょっと、がんばり過ぎて~
派遣会社さん側から注意を受けてしまいました(笑)


わたしにはささいなことしか出来ない。
けれど、長くながく続けていくことこそ、
支える力になるんじゃないでしょうか。




原発事故は、残念でした。
周囲に暮らす人々の日常が奪われてしまったことが
残念でなりません。

昔のチェルノブイリやスリーマイルの原発事故の際の経験が
全く生かされていなかったこと。

多くの予算を割いて作られて来た、安全のための周辺技術、
予算の無駄遣いと切り捨てられ、失われて来たものたちが、
今この時に必要になって、必要なカードが無い手詰まり

高放射線域での作業を行うための遠隔操作ロボットは?
4本足のケンタウロス型のロボットは、完成したけれど、
どこの現場もイラナイって言って捨てられてしまいました。

日常運用には必要無いでしょうけれど、
瓦礫の山を越えて、人の代わりに作業を出来る様な、
それを出来る様に考えられたものに勝るものは、
その辺にあるとは思えません。

緊急事態に作業員を補佐するはずだった、
エキスパートシステムは?

AI 研究開発は廃れてしまって久しいけれど、
きちんと情報を整備してあったなら、
運転員の経験したことや、日常訓練に無い情報も
緊急冷却装置の操作方法についても、
提案が出来ていたんじゃないかと悔やまれます。


信念を持って続けることが大切なんじゃないかな。

(そこの居る"そんなのムダだ!"って、なんでも捨てちゃう人。
 大丈夫?後で泣いても取り戻せないものって、あるのよ?)

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2011/12/23 19:36
震災は、直撃でなかったので大きな被害は受けませんでしたが
家財が壊れたり、周辺の家でも損壊や液状化があったり
断水や物不足、交通機関の麻痺そして原発事故と
今思えばよく冷静だったなと・・・
逆に時間がたって被害が判ってくると妙な虚無感で
少し心に影響があったように思います。

原発事故の関しては、震災直前に福島関係の仕事を
していた事もあって、技術が自然に敗北したような
諦めの境地もありました

これから廃炉にむかって困難もあると思うと
長いスパンで見て行かないといけないなと・・・



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