Nicotto Town



曇り空

窓の外を見上げて
灰色の世界が広がっていたとき
果てしない不安や
どことない寂しさが
ふっと舞い降りてきた気がする

人はやっぱり
太陽の光なしでは
生きていけないのかもしれない

どんなに太陽が
有害物質を放っても
それにどんなに
体が蝕まれようと
太陽から完全に離れられないのは

生きていけなくなるから
心が影に包まれてしまうから

冬はこんなことを思う
都合がいいね
夏は散々嫌うくせに
夏は散々逃げるくせに

でもそんな都合の良い人間に
ずっと光を与えつずけてくれる太陽は
とても優しい存在だね

人はいつでも
優しさに触れられるんだ


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授業中に
ぼんやり書いていたものです




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