Nicotto Town



「許されたノラ」と掃き出された「ダニ」


以前、彼女がその家に遊びに行った時に指輪を無くしたそうだ。
豪邸の妻、世間知らずのノラは何日も探しても見つからないので
其の指輪の半額の値段を弁償したそうだ。

更に其の家で指輪を無くしても、
その家の住人が弁償しなければならない事はないと私は言った。

貴方の家は可笑しく無いか?普通は弁償などしないでしょうと言った。
飲み屋のお店のトイレでうっかり指輪を流してしまっても、
飲み屋が指輪を弁償などしない。
寧ろ、探す為にトイレの配管を壊して探したら、
其の費用は指輪を流した人に請求書が来る。

無くした個人の責任だし、大勢で探したいと言っても
その家の家主が断れば、無くした本人は諦めるよりないのが常識。

どうしても探したいのなら、まず警察に紛失届を出すところから始まる。
其れをやったのかと夫に問いただすと、妻が自分が呼び入れたから
探したけど、どうしても見つからず、大切な指輪だと言うので
其の指輪の半額を弁償したと言う。

次にタクシーで忘れたかも知れない大金の入ったバックの件。
其れも豪邸の世間知らずのノラが自分の用事で来て貰って
無くしたので、半額弁償したと言う。

ちゃんとタクシー会社に私と別れた後電話したとの事。
私は確認してないので、それも証言は出来ないと其の豪邸の夫に伝えた。

そして今回である。
私が「ダニの仲間」として失格だと思ったのか、
強引に私は返された。

共通の知人に其の話をしたら、複数の人に助っ人を頼んだが、
断わられて、
更に夜遊び仲間の一人の夫に犯罪になるから、其の女とかかわるなと
言われた人もいるそうな。

でも、妻の不逞は事実である。それは共通の知人から聞いた。
そして夫に其れを知らせたのも彼女である。

離婚の経験がある彼女が慰謝料の取り方とかを
親身になって、豪邸の人形のノラに伝授していた。

私は「人形の家のノラ」に同情しつつも、
あの弁護士の大人の忠告を思い出して、
深くかかわらない方が良いと思い、
協力を断った。

執拗に夫の酷さと彼女が働きたいと言う事にも反対したいきさつを
考えると一人の女として「豪華な人形の家のノラ」を
解き放ってやりたいとは思ったが、
多くの女達が先々の事を考えてか、それとも別の理由かは解らないが
協力を断った様に、私も其の後は首を突っ込むのはやめた。

本当に何が幸せかは解らない。
後で後悔して、あの時の貴方の一言が・・・と、
責任をなすりつけられても、全ての決断は彼女自身が自己責任で
判断して、進む道は彼女が選ぶべき物であって、

ましてや、「ダニの仲間」になって、一生遊んで暮らせる大金なら
兎も角、そんな泡小銭の為に犯罪に手を貸す必要は無い。

単身赴任?か何かの遊び仲間だった一人の女性の夫が
言ったとおりである。


数か月彼女と連絡を取らなかった。
共通の知人から、離婚しなかった事を言われた。

数か月後に彼女から、何事も無かった様に
電話が来た時に、元のさやに納まって良かったじゃないと
言ってやったが、彼女が許された事が納得いかなかった様である。

協力しなかった事を彼女は詰ったが、
「行くも地獄、戻るも地獄の判断にどうして第3者が口を出せる?」の
言葉に彼女はあの豪邸の土地と家の慰謝料で
当面は遊んで暮らせたのにと言った。

甘いとは、その事である。
貴女が離婚させる為にばらした、人形の家のノラの男遊びで
慰謝料は取れないし、財産分与と言っても、本当に取れたとしても
数年で無くなる。

ましてや夫が事業をやっていたら、大概は銀行に借金があるはず。

次に結婚相手が妻に居て、車を乗り換える様に乗り換えれれば良いが、
聴けば、遊び人の様である。
職業もバーテンか、何かで雇われている身らしい。

会社の社長と言うが、夫が弁護士をつければ、会社の借金も
出してきて、丸裸で追い出される可能性もある。

子供いなければ、唯一絶対取れる養育費も取れない。

会社の社長と言うだけで、金持ちと取るか、土地、建物も会社運営の
抵当に入っている可能性も考えるか。

ノラは許されて、家に残って何よりも彼女との付き合いを禁止された。

確かに、豪華な家の夫の言うとおりの人形として存在するよりも
一人の人間としての生き方もある事は言えるが、
男に捨てられて、惨めな姿で、其れまで良家の子女として
働いた経験も無い女性が場末のスナックの雇われホステスみたいな
拭けた顔に厚化粧をして、男の行方を尋ねてきた女性を
知って居る私は、その後の彼女の苦労と思うと何が言えるだろう。

更に多くの例を知って居る。

どっちが幸せかは誰が何を言えるのだろう。

其れよりも、他人の金にたかりたいが為に
其の人を利用しようとして一人の女性の人生に入り込む事が
一番卑劣じゃないか。

まだまだ沢山の「ダニ」を知って居る。
「ダニ」は金の匂いがする人に親切で痛い所をついてゆさぶり、
他人の得た金に群がろうとする。

昔も今も変わらないんだなと思うよ。

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2011/12/17 18:14
ロイ様、
最初の話と後の話は年代が違います。

最初の話は新婚ほやほやの世間知らずの時。
そして、大学の単位はもう関係ないので、幾らでも聞いた話の証言になってやれる立場。

次は30代後半かな?娘が中学生だったから、其の位の年代の時の事。
私のカラオケスナックなどへ一緒に行けるのは従姉と一緒にがほとんど。
それ以外は許可が下りないので、其の彼女と一緒の遊び仲間では無かった。

でも、話は合うし、何よりも週に何回も出歩いて遊んでいるのをうらやましがっていた。
共通の友人のご主人のおごりで其のご主人が一緒に行く時は
許可が下りた。
殆ど、夜は遊びに出れないので息が詰まりそうな感じと其の人が楽しそうに遊び歩いているのをうらやましいと
従姉に愚痴をこぼしたら
従姉が彼女の夫のボトルが置いてある店に連れ出してくれていた。
で、従姉の旦那がお店に行くと奥さん達が来てましたよと話が出て
家族に様子が伝わると言う事。

そんな時代の話。

30代後半なのに、なんで巻き込まれたのかと思いかえすと、
気兼ねなく遊び歩けてうらやましいと
彼女に楽しそうな様子を聞く度に言っていたからだと思う。

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2011/12/17 16:03
「ダニ」のブログ、いっきに4つ。 それも、みんな長いお話。 私の知らない世界のお話、参考になりました^^ 一つ不思議なのは、まだ20代の若いのたもたさんが、何で「ダニ」の中に巻き込まれたのですか?



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