決断
- カテゴリ:日記
- 2009/05/28 00:55:17
目標を、少し変えることにした。
ほんの数日前まで、教員採用試験の現役合格、教員をめざしていたのだが・・・
まずは大学院へ行こうと思う。
そこで修士の学位を得る。
それから改めて、教育の道に進むか、学問の道に進むか決めようと思う。
急に言っていることが変わったかのようにも見えるかもしれないが、大学院のことは前々から考えていた。
いや、寧ろ、教採に落ちたことを理由に大学院を受験できないかとさえ考えていた。
私は教育に少なからず興味をもっているが、それ以上に今携わっている学問自体に非常に関心がある。
小学生の頃、大学院というものがあることをはじめて知り、わけも分からず研究者というものに憧れていた。
大学院に入れば、教授に教えてもらって、一生勉強ができるのだと思って。
しかし、次第にそこに行き着くまでの道のりが険しいことを思い知らされた。
ましてや学問で食べていくなど非現実的だと捉えてしまっていた。
冗談で言うことはあっても、本気で目指そうとは思わなくなった。
そんな時、恩師から教師にならないかと薦められた。
どの校種であっても、何らかの形で学問と接していることはできるだろう。
そう考え、当時その先生を非常に尊敬していたこともあり、すっかり舞い上がって夢を少しだけ変えてしまった。
だが、昨日彼と口論をしていて、考えさせられることをいくつも言われてしまった。
専門の授業を聞くときは嬉しそうなのに、教職(特にグループ演習)の授業の前には死にそうな顔をしていると。
(藤乃)と教育について話すと、意見は食い違うし、泣き出すし(^^;)、もうこのことについては触れたくないと。
私と彼の教育に対する意見は、全く違う。
けれど、それは考え方の違いで、双方認め合っている。
問題は教職の授業に関してだった。
今、教育法の授業で、毎月班ごとにグループ発表を行っている。
前回の発表は、呼んでも彼以外誰も話し合いに来ず、ほぼ私が一人で作った。
その発表は先生には評価された。
しかし発表後、何も協力してくれなかった班員に、発表態度のことで何点かダメだしをされた。
質問に対する私の答えが気に食わなかったらしい。
自分ならこう言ったとあとで責められた。
そして次の発表は来週である。
ほぼ皆が揃っている時にどうしようか相談すると、面倒くさいからと、一昨年の教育シンポジウムの資料を使って適当に作ろうと言われた。
テーマについては教科書に載っており、それを読み込んだ上で発表しろという課題であったのだが。
全く無視。
とりあえず資料に載っている文章からテーマを決め、明日(今日)までにそれについての意見をもっていくことになっている。
一体、何人が考えてくるだろう。
そして、考えてきたところでレジュメの構成はどうするんだろう。
教科書も読まないで抜書きしただけでは、ただのことばの羅列になってしまうのがオチである。
うちの班は、特別やる気のない人が集まってしまっているようである。
ほとんどが元からの友達なのだが、話し合いをする際だけは、憎まずにはおられなくなってしまう。
すごい良い子たちなのに・・・
私は他の班のように、もしくはそれを凌ぐほどの発表がしたい。
けれど班の人は適当に終わらそうとばかりしている。。
ついに昨日頭にきてしまい、彼がそれを察知して、話を聞いてくれた。
しかし、彼は発表のことを真剣に考えるのは無意味だし、やめろと言った。
それでも私がそのことについて不安なことを話していると、もう聞くのはいやだと言った。
そんなに教職の授業がいやなら、(藤乃)には教員になってほしくないと。
その時は、頭にきた。
続けて、女が仕事のことであんまり無理するもんじゃないとか言い出したので、更に嫌になった。
しかし、結局彼は私のことを思って言ってくれているのだった。
喧嘩別れをして、一晩自分の進路について考えてみた。
たしかに私は教員に一番大切な、コミュニケーション能力に欠けている。
話し合いというだけでイライラしてくる。
あがり症も治らない。
加えて、病弱である。
教師になってからもこれでは生徒もいい迷惑である。
もしこれが無理をしているというのなら、私が無理をせずに好きなことをするとしたらどんな職業があるだろう。
一睡もせずに考え続け、漸く、昔思い描いた研究者という道を思い出した。
今日(昨日)彼に話したところ、教員になる道を絶ったわけではないし、何よりやりたいことがあるなら応援したいと言ってくれた。
そんなわけで、大学院に進むことを決意したのである。
とりあえず両親に話してからの話だが^^;
私のことを気遣ってくれているらしいのですが、どうも言い方が微妙なんですよね~w
無理するなというくせに、自分は仕事に向いていないから主夫をやりたいとか言うし。
結局私がしっかりしなくては・・・ww
今私立の高校では、採用するのはほとんど修士卒らしいですね。
そういう意味では修士取ってからでも遅くないと思いました。
先生は勉強が分からない子に教えるだけでなく、もしかしたら東大受験をする子を教えることになる可能性もありますしね。
可能性をつぶさないためには、自分が最低でもそういうレベルにいなければ教えられないということに気づきました。
研究者の道もちょっと考えています。
私は教えられれば小学校でも大学でも関係ないと思っています。
特に研究者は漠然ですがものすごく憧れていたので・・・
雲の上の話みたいですけど^^;
とりあえず、今はできることを精一杯頑張りたいと思います。
ひとつ、研究者になるにあたり、何を研究したいか
極端に具体的でなくてもかまいません、こんな分野が好きだから、とか、面白い教授がいるので、とかでもOKです
ただ、大学院では、指導教授が誰か、研究室のレベルと雰囲気はどうか、で研究成果が大きく変わってきます
ひとつの考えに懲り固まらず、広く検討し慎重に決めてください
ふたつ、文系の大学院の場合、学外での就職は難しくなる傾向があります
学内に残る手もありますが、初めうちの生活はかなり苦しくなると思います
もし、外部への就職を希望するなら、就職先や、諸先輩方の就職動向にも目を配ってください
その昔、理系の修士卒で就職したのでなんとかなりましたが、文学部や教育学部の修士の友人たちは七転八倒してましたね^^;
理系でも博士になると、東大や京大出身でないと企業が採用してくれないし^^;
そう言えば、売れてませんが物書きになって、原稿料やあまり多くない印税で切り盛りしてるのもいました
いまも出版業界でがんばっているそうです
そう言う選択肢もありますね^^
すごく大変ですけど!
まだ時間はあるので、ゆっくり、でも一生懸命考えてください^^
ただ彼氏さんの言うことも分かりますが、“教職の授業が嫌なら教員になってほしくない”と
“女が仕事のことであまり無理するもんじゃない”っていう発言は気に入りませんが…。
これはあくまで私の意見ですが・…。
教職の授業だって授業じゃなくて協力してくれない班員が授業を嫌にさせているだけだと思うし…。
大学院に行ってもっといろんなことを考えてそれで先生なるのならそれもいいと思います。
私は1年浪人して、回り道をしましたが、それはそれで良い経験です。
ただ、早く社会に出たいという気持ちはありますが…。
かなり藤乃さんは自身を過小評価していると思います。
本当に様々なことを深く考えていると私は感じています。
どんな道を通ったとしても納得がいく方向に、自分で決めて進んでください。
私は陰ながら応援させていただきます。
悩んだら言ってください。
愚痴を言いたくなったら言ってください。
私でよければいくらでも聞きます。
その先生は、自分のやりたいことを追求できる人なんですね。
私も、そういうふうになれたら良いなと思いました。
自分のやりたいことが出来ている人って、どこか輝いてみえたりしますものね。
こうなったらとことん自分のやりたいように頑張ってみようと思います。
ありがとうございました(*^^*)
その方は教育大学を出て別の大学の大学院へ進んだ
博士課程を修了し教採に合格 高等学校で教鞭をとったという
しかし 数年経ち 何かが違うぞと違和感を感じ始めたそうです
藤乃さんの人生です いろいろ悩んで悩んで歩いていくのは
きついけれど貴重なこと
多くの人がそれに蓋をしているものです
大変でしょうが 夢が実現しますように 応援します<勝手にね♪応援しちゃいます
ありがとうございます^^
頑張ります!><
信じた道を驀進してください!