雲のむこう、約束の場所
- カテゴリ:アニメ
- 2011/12/12 22:52:17
新海誠 2004年作品です
ウィキペディアによると
前作以上の作画のクオリティと巧みな演出、音楽とのマッチングが大いに評価され、宮崎駿監督の『ハウルの動く城』などを抑え、第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞した。とのことです
大人を泣かせるいいアニメ映画です
病室で見えない彼女に対して
呼びかけ、手が触れ合う瞬間が最高です
背景はウィキで先に読んでおいた方が飲み込みが早くていいです
日本が津軽海峡を挟んで南北に分割占領された、別の戦後の世界が舞台。
1996年、北海道は「ユニオン」に占領され、「蝦夷」(えぞ)と名前を変えていた。ユニオンは蝦夷に天高くそびえ立つ、謎の「ユニオンの塔」と呼ばれる塔を建設し、その存在はアメリカとユニオンの間に軍事的緊張をもたらしていた。
青森に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は、津軽海峡の向こうにそびえ立つ塔にあこがれ、「ヴェラシーラ(白い翼の意)」と名づけた真っ白な飛行機を自力で組立て、いつかそれに乗って塔まで飛ぶことを夢見ていた。また2人は同級生の沢渡佐由理に恋心を抱いており、飛行機作りに興味を持った彼女にヴェラシーラを見せ、いつの日にか自分たちの作った飛行機で、佐由理を塔まで連れて行くことを約束する。
しかし、突然佐由理は何の連絡も無いまま2人の前から姿を消してしまう。動揺した2人は飛行機作りを止め、浩紀は東京の高校へ、拓也は地元の高校へ進学し、彼女が消えた喪失感を埋め合わせるように日々を送る生活が続いた。
3年後の1999年、ユニオンとアメリカの緊張はさらに高まり開戦が現実になりそうな気配の中、塔の秘密が明らかとなっていく。その一方で、佐由理の行方も明らかになる。彼女は中学3年の夏から3年間もの間、原因不明(96年型変ナルコレプシー)のまま眠りつづけており、東京の病院へ入院していた。
やがて塔と佐由理との間に衝撃的な関係があることを知った浩紀と拓也は、彼女を連れてヴェラシーラを塔まで飛ばす決意をする。宣戦布告後の戦闘の最中、ヴェラシーラは津軽海峡を越えて塔へと飛ぶ。あの遠い日に、彼らが約束した場所へ…。
藤沢 浩紀(ふじさわ ひろき) 声 - 吉岡秀隆
白川 拓也(しらかわ たくや) 声 - 萩原聖人
沢渡 佐由理(さわたり さゆり) 声 - 南里侑香
主題歌 『きみのこえ』
作曲・編曲:天門 作詞:新海誠 歌:♥(ハートマーク)(川嶋あい) 補編曲:岡澤敏夫
最後の唄もいいですよ^^
別の作品で
「秒速5センチメートル」も唄がすごくいいです
山崎まさよし 大活躍ですw
作品のテーマですから主人公は自己実現に向け大胆行動でOKです^^
新海誠の3作品(「ほしのこえ」含む)が、つい先日ニコ生で無料上映されたので、
記憶に新しいという方も多いかも知れませんねぇ~。
危険を冒す理由って、人によっては単純だったり、もしくは人生を賭けた悲願で
あったりするんでしょうけど。
私は最初の一歩すら踏み出せてないなぁ~と考えさせられる作品でした。