地獄とは自らの内に広がり、また救済も然るべし。
- カテゴリ:日記
- 2011/12/11 00:30:19
あらゆる自我は、些細なことで、怒りを覚える。
精神にかかる負荷は、歯をむき出しにして爪を付き立てたくなる衝動へとかわる。
それは、不快感からのがれたいがために。
その不安感を払拭したいがために。
その累積した行き場のないエネルギーは、やがて殺意となって具現化する。
別に意味なんてない。意味なんて必要ない。
ただ、のがれたいのだ、その不快感から。
ただ消してしまいだけなんだ、その不安感を。
壊せ/殺せ/滅ぼしてしまえ!
だが、其れは、その衝動は、誰が為?
その行為は、何が為に喚起される?
結局この世界が、病巣そのものだ。
この現実が、元凶そのものなのだ。
全体のすべては、それを構成する個へと収束し、
個個によって、全体が構成されるのだから。
まるで、池に投げ込まれる小石だ。
波紋は広がり、水面を揺らす。
それは必然。
それは自然の摂理。
だが、いまその波紋は、光ファイバーでリンクされ、光速の内に青い球体を駆け巡る。
怒りもまた同じ。
その衝動のエネルギーが、その光波によって、指数関数的に増大され、世界を駆け巡る。
聴け、滅びの唱を。
轟け、歪んだ世界が軋む音よ。
そして奏でよ。
人人の不満を。
人人の憎しみを。
死と悲しみの詠唱を。
幸福であるものは憎しみなど抱きはしない。
不満なき世界に怒りなど覚えない。
汝には聞こえぬか?
個の叫びが、この感に障る悲鳴が?
誰がそうした?
何がそうさせた?
病んでいるのは皆同じさ。
病んでいるのはこの世界そのものなのさ。
そして、そこから抜け出すことも、
そこから、救い出すことも、我ら一人一人、
個個によってしかかなわない。
誰も汝を救わない。
誰も汝を救えないから。
この世界に不満と不安が有るのなら、自分を変えろ。
さもなくば、耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮せ。
それも嫌なら、自決しろ。
この世界はすべてを許容するほどに、完全なものではないのだから。
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強烈な言葉の背後に、なにか焦燥感を感じます・・。
私に対する不満だと思うけど
ニコにおける創作系では2009年以来、
第一の友人で理解者でいてくれましたよ