小説♦⑤
- カテゴリ:日記
- 2011/12/10 19:22:03
*これは ある本のお話なので もしかしたら 読んだことがある人は知っているかもしれませんが ご了承ください。w
続き書くのがすごく遅くなって ごめんなさいッッ!!!!!><
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休み時間に、ユリカはレースのハンカチづつみを取りだした。
「あの、ごあいさつがわりにスコーン焼いてきたの。みなさん、いかがですか?」
甘いバニラの香りが広がった。わあ、まるでお店で売ってるのみたい。スコーンって、イギリスでは午後のお茶会に食べるおかしだって、聞いたことがある。
「いただきます」なんて、男子たちもいつもとちがって、ていねいな言葉づかい。
「ユリカちゃん家って、どこなの?」
・・ ・
あたしたちのことは名字でよびすてにするくせに、「ユリカちゃん」なんて言っちゃって。男子どものあまりの態度のちが
・・ ・
いに、ちょっとあきれた。ふーん、男の子ってこういう女の子に弱いんだ。うれしそうにスコーンばくばく食べちゃってさ。
まあ、気にすることないか。あたしには、ラブラブのダーリンがいるもんね!
と、目でアイツをさがすと・・・・・・。
後ろのほうで、友だちとつくえに座って、すっごくおいしそうにスコーンをほおばっているではないか。
あんたもかい!
心の中で、軽くつっこむ。
アイツは、あたしがにらんでいるのに気づいてニヤッとした。スコーンを持った手をちょっとあげて言う。
「いやあ、ウマイよこれ!おまえとは大ちがいだよな~」
だって。
「うるせ~!そのスコーンこそ、あんたにはもったいないよ!」
いつもの調子で言いかえした。
けど、どうしてだろう、ちょっと心のおくがチクチクしてイヤなかんじ・・・・・・。
「ね、あなたもいかが?」
ユリカが差しだしてくれたスコーンを、あたしもひと口食べてみる。
何これ!?たしかにすっごくおいしい!
感動していると、ユリカがあたしの耳もとでポツリとささやいた。
「ねえ、おつきあいしている方、いるんですか?」
「うーん、まあ。サルみたいなヤツなんだけど、一応人間」
じょう談ぽく言うと、ユリカはひとつため息をついた。目をふせると、長いまつ毛がますます目立つ。
「うらやましいなあ。実は・・・・・・あたし、ひと目ぼれしちゃったみたいなんです」
「え~!だれだれ?」
ユリカはそっと後ろのほうを向く。真っ赤になったユリカの視線の先には・・・・・・。
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今日は もう終わりです☆彡
また 続き書くから よかったら見てね!!!!!
この先が気になる・・・。