Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


中島みゆき『夜会 2/2』を見てきました。


中島みゆきの『夜会 2/2』(にぶんのに)を見てきました。

さて、こう書きだした以上は、
この「プラチナ・チケット」のステージに対する
何らかの批評を展開しなくてはならないでしょう。

ですが、それはこの世にごまんといる中島みゆきファンを
敵に回すことになりそうです。

  ステージを絶賛するかのような文章を書く気のないことが
  すでにうかがい知れようというものです。

そう…、
非常に分析的に
このステージを見ている私がいました。
 (隣のお兄ちゃんは、うるうる、のりのりしていましたが)

そして、そのような批評的な姿勢は、
実は多くの観客の間に共有されていたのではないでしょうか。

このステージには、オペラのような、
超人的な技芸に陶酔した人々が発するような熱狂がありません。

  ど、どうしたんだ、この客は。
  この曲を歌い終わったところで、
  なぜオペラのような拍手が沸き起こらないんだ。

そう、このステージは、
みんなで盛り上がるコンサートではないのです。

オペラのように歌手が見せ場であるアリアを歌い終えると、
物語が中断してしまうことなど構わずに
客席から「ブラボー!」という呼び声と拍手喝采が巻き起こり、
歌手もそれに応えるべく、軽い会釈などしてから、
再び物語が進み始めるような…、

舞台上で物語が進行しつつも、
皆が求めている核心は、
音楽への陶酔であるかのような…、

そういうステージではないのです。

…と、ここまで書いたところで、
以下、続く。

明日、また
会場の赤坂ACTシアターに行かねばなりません。
二日連続で『夜会 2/2』を見るのかですって?

いいえ、劇場に傘を忘れてきてしまったのです。  ☆\(ーーメ)

   だって、家を出た時、雨が降っていて、
   劇場を出た時は、やんでいたんだもん。

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2011/12/10 20:00
>千鶴@ゆきさん

いえ、1/2はありません。

このステージは、
自分には実は双子の姉がいて、
しかも、自分は難産の末、生まれ、
姉は出産の時、亡くなってしまった
というお話が題材となっています。

つまり、双子をそれぞれ1/2と1/2と考え、
生まれた1/2と、生まれてくることができなかった1/2、
その葛藤と和解が、
お話のモチーフなのです。

ですから、和解の姿として「2/2」となるのです。

このステージに、私は満足していません。
それは、追々書いていくと思います。

傘は無事、手元に戻りました。
アバター
2011/12/09 17:18
夜会2/2ということは、
もしかして1/2があったということなのでしょうか・・。
中島みゆきファンを敵に回しそうということは、
安寿さんが思っていたような内容ではなかったということだったのかな?
(私は、中島みゆきのファンではないのでご安心を・・)
肩すかしをくらったのであれば、ちょっと悔しいですね・・。

PS 傘、見つかりますように☆



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