☆超音波と日本酒
- カテゴリ:その他
- 2011/12/02 00:28:27
醸造酒のアルコール度数って高くても20度までです。普通はアルコール度数を高めるために蒸留を繰り返します。そうしてできるのが蒸留酒です。
ところが、この常識をくつがえすようなことが起こっています。
超音波を使うという画期的な技術で、これを簡単に説明すると、超音波加湿器と同じように日本酒を細かな霧状にし、それを集めて零下20℃まで冷却すると高濃度の日本酒になります。
もう少し言えば、アルコールを含んだ溶液は表面過剰という現象により液面が高濃度のアルコールの膜で覆われています。一方、水などに超音波を当てると、振動によって表面近くから細かな粒子となって飛び出します。これらの現象を見るとお分かりと思いますが、日本酒に超音波を当てると、高濃度のアルコールの膜に覆われた日本酒の粒子が飛び出してきます。ところが、液面のアルコールの膜は霧になると一時的には失われることはあるのですが、液中から次々と補給されるため高濃度のアルコールの粒子が飛び出し続けることになります。
このような画期的な日本酒が開発され、約25度から40度もあるそうです。
蒸留酒ぽくなるのかなぁ?
お味はどうなんでしょうね。
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