Nicotto Town


ポヨヨンちゃん


電車の中のある出来事


先週の土曜日、仕事に出かけるときに乗った電車が、人身事故(悲しいかな最近多い…)の影響で遅れてしまい、いつもより混雑した状態でやっと目の前に到着した。


そして、何とか乗車した後、しばらくはすし詰め状態だったけれども、
この日は何故か途中で降りる人が多かったため、運よくポヨの前の席が空席になった


特にお年寄りも見当たらなかったので、腰掛けることにした。


そしてそれからしばらく時間がたったころ、何だか肩がやけに重い事に気が付いた。
それも右も左もなのだ


それで、両方を見てみると、偶然の一致か両方ともに、うら若い妙齢の女性が
ポヨの肩に寄りかかって眠っていたのだ。


ポヨが男性だったら、「やったぁ、両手に花、エへへ…!」
誰かさんの様に秘かに喜ぶのだけれど、
この時は、ただひたすら、
「うーん、重いなぁ、肩が凝るじゃぁないか、ヤレヤレ。」と思うだけだったよ。

だって、2人だったし、それにポヨも疲れていたんだろうねぇ…


しかし、左側の女性は、敏感にポヨの視線を感じたらしく
「ハッ!!ヤバッ」と気がついてくれて、
すぐに体勢を立て直してくれた。


ところが右側の女性は実に気持ちよさそうにずっと爆睡しているのだ

そして、何とあろうことか大きな口があんぐり、と開いていたのだったよ。

「ゲッ!ヤバァ…」と思うのはポヨの方だった。

何故なら、少しすいてきたとはいえ、
ポヨたちの前にはまだ乗客がわんさかと立っていたからだ


ハテさて一体どうしたものだろうか、そこからポヨの苦悩が始まったのだ。


あの大きく開いた口を閉じてあげたい
しかし、お口を閉じようとしたら、
きっと、彼女は「ハッ!!」と気がつくに違いない。

気がついて、体勢を立て直してくれれば、ポヨにはとてもありがたいことに違いないが、

まず、彼女は何と思うだろうか…。

「アラッ、変だヮ…、今誰かが私の顎を押さえたような気がしたけれど、
何事かしらン???」

そして「ハッ!」と思い当たるのだ。

「ひょっとして、私眠っていたのかしら?
でも眠っていただけなのに何故誰かが私の顎を触るんだろう…。
嫌だわ、気持ちが悪いわねぇ…。痴漢かしらっ!」

でなければ、「まさか、私顎を誰かに閉じられたのかしら?という事は、お口が開いてたのかも…。ワアォゥ!何て事、恥ずかしいわ…。」となるか、

いずれにしてもその場にいたたまれない気持ちになる様に思ったのだった


さらにみなさま、思い浮かべてほしいのは、
目の前に立っていらっしゃる乗客たちの事なのだ。

もし、皆様がその乗客だとして、
目の前に座っているうら若い妙齢の女性が、大きな口をあんぐりと開けて、隣のおば様にどっかりと寄りかかっていて、
気持ちよさそうに眠っていたとしたら
、何とお思いになるでしょうか。


みなさまもきっと眠ってしまってお口をあんぐりと開けて
お隣に寄りかかってしまった事くらいは、
身に覚えがおありになるに違いないと
、ポヨは考えるのだ。

だから、その位の事だったら、
「ウーンあの子ちょっとみっともないけれど、疲れているんだなぁ…。」位で
終わると思うのだ。


ところが、もしですよ、もしそのちょっとだけみっともない女性の、
あんぐりと開いた大きな口を、
お隣に座っているおば様が「パタン…」と閉じてでもごらんなさい


それに気がつかなかった人はともかくも、
万が一それを目撃してしまった乗客たちは少なくとも
「プッ!」と吹き出してしまうか、
最悪、「大爆笑」になってしまうかもしれないではないか、と思ったのだった。


そんな事にでもなったら、その女性は恥の上塗りで
穴があったら入りたいと思うだろうし、下手をすると電車から飛び降りてしまいたい
という気持ちになるかもしれないではないか。


それ位だったら、このまま幸せに眠らせてあげておいた方が、
どうせ本人だって気がついていないのだし、

周りの乗客の方々だって、見知らぬ方たちばかりなのだから、
「みっともない女性がいたなぁ…、自分の身内でなくて良かった。」と思う位で、
すぐに忘れてしまうことだろう

などと延々と考え続けているうちに、電車は終点に到着したのだった。


しかし、彼女ったら、まだ爆睡しているのだ


それで、心優しいポヨは彼女の手の上を「トントン」と軽くたたいて
「終点ですよ」とそっと教えてあげたのだったよ。

そうしたら、彼女は「ガバッ!!」と飛び起きて、
あわてて電車から降りて行ったよ。


ひょっとしたら、途中何処かで降りなければいけなかったのかもしれないけれど
ポヨはさすがにこう思ったね
「そんな事知るかいっ!!」


皆様だったら、こんな時どうなさいますか?

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2011/11/26 19:32
起こす!
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2011/11/25 18:28
爆睡する、うら若い一人の女性の事で、此処まで文章にできるポヨヨンさんはスゴイ!

私は、その時の自分の気分で決めます。
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2011/11/24 23:38
ものすごい情景は浮かんできますね^^;
きっと心を許せるオーラを感じ取ってもたれかかっていたのですよ
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2011/11/24 18:17
ブログ読んで、笑っちゃいました。
楽しい経験と言うか、貴重な経験と言うか、ものすごく葛藤されてたんですねw
普通は寄りかかってる人が動いたりすると気付くような気がするんですが、
その女性はとっても疲れていたんでしょうね。
とんとん、と肩を叩いても微笑ましかったと思いますが、周りの視線まで
考えてあげるポヨヨンさんがとっても良い人だって感じちゃいましたよw
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2011/11/24 16:03
あはは。ものすごい葛藤の記録ですね~(笑
それより、ずっと寄りかかって寝ていたうえ
終点で起こしてもらっておきながら、お礼はなしですか?^^;
なんてこったいw
そういう人なら、無理に口を閉めてあげても恥ずかしいとか思わないかも?
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2011/11/24 13:03
みなさまたくさんのコメントありがとう。

このブログは頭の中の創作で、
現実にはポヨも疲れていたので、彼女の顔を時々チラ見しながら、
一緒にボーっとしていたのだったよ。

もし、今度こういう事があったら、
みなさまのアイディアを試してみるよ。
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2011/11/24 12:34
 きっとポヨちゃんの肩が気持ちえかったんじゃろぉねっ(*´▽`*)

 私だったら そぉ~っと首を真っすぐにして何事もなかったかのようなフリをするかなぁ…

 ジ~っとしとくんは無理じゃろぉなぁ(*ノω<*)

 口を閉じてあげるんは難し過ぎじゃけん、咳払いして気づいてもらうとかしか思いつかんなぁ^^
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2011/11/24 10:43
うふふ~^^光景を思い浮かべて思わず笑ってしまいました^^

ポヨさんは、真剣に辛いのに、ごめんなさい~
でも ポヨさんの優しさ 人の良さが、よく出てますね~^^
ポヨさんの頭の中は、まるでスーパーコンピューター(2位じゃなく~1位の方w)
の様に 考えが、巡ってるのですね~すごい!

私なんて、単純なんで~「もしもし~すみみません」と声を、かけて 
ちょっと 相手の肩を、ゆするか、
カバンを足元に置いて 体を前に曲げて カバンの中身をさぐる
←これで、 相手が自分の後ろに たおれて 気づく かします~。
しかし、疲れておられるのか 爆睡は、困りますね~。私もあるけどw

私は 電車ですぐ寝てしまうので~始めから、イスの端っこしか座りません
そうやって 他人に迷惑かけるといけないので…

最初の飛び込みですが~こちらは多いです~。
特に 兵庫県南部地震 以来~増えましたね… 一昨年から 更に増えました。
息子が、毎日大阪へ出ますが、よく 人身事故の影響で電車が遅れて
帰宅が、遅くなります~その度こちらは、心配して大変です。
息子たちは、地震の時 3歳ぐらいだったので、覚えてないから
「プリプリ」怒ってますが~
私は、人身事故の話を聞くと~身内や友人が被災してるので~
「兵庫県も復興したしたと 言ってるけどまだ まだナンダな~」と悲しくなります。


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2011/11/24 09:38
ものすごくかわいい子だったら、なんでも許せちゃうけど、
そんな子にはなかなかお目にかからないな。気になるその口は
ごぞごぞ動いてみて、その振動でなんとか閉じさせたいね。
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2011/11/24 08:57
開いたお口に飴入れる^^
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2011/11/24 02:17
あ、昔ありました。
それとなく座りなおして 起こすこともできるのに、
なんか そのままじっとしちゃうんですよねー。
あんまり体揺らさないように。

爆睡してたってことは、終点が彼女の目的地点ってことですよねー。
違ったら・・・怖い!想像したくない!
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2011/11/24 01:25
ポヨ、こんばんは♪

そんな事が有ったんだ~^^;
いやいやいや。お疲れさんヽ(=´▽`=)ノ

最後まで、ポヨは肩を貸してあげたんだね~^^
優しいねぇ♪

最後に、質問みたいになってるから、答えるよ(^^)/

ミルキーだったら・・・その彼女の顔(頭)によりかかって、一緒に爆睡するよっ( ̄ー ̄)ニヤリ
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2011/11/23 23:23
長文・・お疲れさんでした♪  途中で、記憶量の限界が来たので・・繰り返しました♪

オイラだったら・・当然です!! おっしゃる通りの、両手に花だね♪

でも、ちゃんと起こすよ!! なんで・・? ゴソゴソして、痴漢と間違えられたら困るよね。。。



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