「どぉーも～、金のボーヤでーす！」
「こんばんは、銀のボーヤでーす！」
「数週間のご無沙汰でした、スカイボーヤです」

「二人合わせて、金銀ブラザーズですよ～」
「そーですよ～、いつも仲良し 金銀ブラザーズですよ～」
「あ、あれ？ 今回は、オイラも いますけど？」

「あ、スカボーヤいたの？」
「あ、ほんとだ。 いるならいるって、言ってよね！」
「え？ さっき、ちゃんと挨拶しましたけど？」

「あ、そうだっけ？ よく聞いてなかったかも？」
「うん、オイラも。 じゃあ、巻き戻して聞いてみる？」
「え？ そんなことができるの？」

～～～～～～
　巻き戻し中
～～～～～～

「どぉ～もー、金のボーヤでーす！」
「こんばんは、銀のボーヤでーす！」

「二人合わせて、金銀ゴマアエ ブラザーズですよ～」
「そーですよ～、金銀カマアゲ ブラザーズですよ～」

「って、言ってる間に、すっかり学園祭のシーズンになっちゃったね～」
「そうだねぇ。 学園祭 まっさかり！」


「ほら、やっぱり、スカボーヤ出てないじゃん！」
「うん。オイラと、金ボーヤだけしか、いないよね？」
「そりゃそうだよ！ 巻き戻しすぎて、前回のブログの頭の部分を聞いちゃってるんだもの！」

「あ、そうなの？ じゃあ、やり直そう」
「うん。 早送り っと」
「もう！ちゃんとやってよね！」

～～～～～～
　 早送り中
～～～～～～

「どぉ～もー、金のボーヤでーす！」
「こんばんは、銀のボーヤでーす！」

「二人合わせて、金銀ヤキモチ ブラザーズですよ～」
「そーですよ～、金銀シリモチ ブラザーズですよ～」

「って、言ってる間に、すっかりお正月になっちゃったね～」
「そうだねぇ。 お正月 まっさかり！」


「ほら、やっぱり、スカボーヤ出てないじゃん！」
「うん。オイラと、金ボーヤだけしか、いないよね？」
「そりゃそうだよ！ 早送りしすぎて、お正月のブログの頭の部分まで…、え？ そんなことができるの？」

「できるよ！ ボーヤの辞書に、不可能という文字はない！」
「うん。 やぶいて ヤギにあげちゃったの！」
「ちょ、ちょっと！ やめてよ、おいらの辞書をやぶくのは！」


「と、言うわけで、そろそろヒツジ学園の学園祭も、終わっちゃうよねぇ」
「うん。 楽しいことは、あっという間に終わっちゃうよねぇ」
「あ、そういえば、オイラ、ファッションショーの第３ステージに、エントリーしてたんだった！」

「それで、どうだったの？ 審査員の方の反応は？」
「オイラとボビーボーヤの、ステキ３個の壁を越えられたかなぁ？」
「では、発表いたします！ なんか、ドキドキするね？ スカイボーヤのステキの数は～、４個でした～！」

「おぉ！ スカボーヤにしては、すごいじゃん！」
「うん！ ステキ３個の壁を越えたー！」
「期間中、ご支援していただいた方々に、感謝を申し上げます！」

「でも、ステキ３個と４個って、どんぐりの背比べだよね？」
「うん。オラは３個、オラなんて４個だぜ！ なんて、言い争ってると、転がって池に落ちちゃったりしてー」
「そして、池の精が出てきちゃったり？」


ころころころ～、　どんぶりこ！

ぶくぶくぶく～～

（あ！池の中から、池の精ではなく、どじょうが現れた！）

「こんにちは、坊っちゃん。あなたが落としたのは、この金のどんぐり？ それとも、この銀のどんぐり？」
「え？ オイラが落としたのは、普通のまつぼっくりですけど…」

「おぉ！ 正直者の坊っちゃんには、このアメリカ産の牛肉をあげましょう」
「やったー！ いいんですか？ こんなに、たくさん！」

「いいです、いいです！ ＴＰＰに加入すれば、ＢＳＥ検査なんていう面倒な手続きをしないでも、どんどん
　輸入できるんですから！」
「え！そうなの！ 便利になりますね～！　あ、でも、検査しないで安全性は大丈夫なの？」

「大丈夫ですよ！ アメリカが、安全だって言ってるんですから！ アメリカの言うことは絶対ですよ！」
「え？ そうなの？　あ、もしかして、どじょうさんって、あの どじょうさんなの？」

「え？ どの どじょうだと思っていたの？」
「池にいる、普通のどじょうかと… 」

「それなら、わたくしこそが、普通の庶民的な どじょうですよ！」
「え？ そうなの？」

「そうだ！ 消費税もあげましょう」
「やったー！ いいんですか？ そんなに！　あ、でも、消費税ってあげちゃっていいものなの？」

「いいんですよ、段階的にあげれば！ まずは、５％を８％にしてあげますよ！」
「えー！ そんなにまでしてもらっては、申し訳ないです～！ って、喜んでいいことなのかなぁ？」

「喜ばしいことなのですよ！ 上げればあげるほど、社会保障が充実するのですから！ 最終的には、
　１０％まであげますので、期待して待っていて下さいね～！」

ぶくぶくぶく～～


「って、なにこれ！ 現実的過ぎて、全然 笑えないんだけどッ！」
「そうだよ！ 非現実的なのが、ボーヤブログの面白いところなのに～！」
「え？ そう？ たまにはこういうのも、いいんじゃない？」