美術室の思い出
- カテゴリ:日記
- 2011/11/19 14:17:48
私の青春は美術室で満喫でした
高校で油絵の具をいじれてとても嬉しかった^^
美術の先生、喜三郎先生のとても大きな作品は
高校の正面玄関の壁にかけられていて
とても素敵でした
美術準備室に一歩踏み入ると
床から天井までの壁に設置された棚には
美術用品がぎっちり詰まっていて
石膏像もかなりの数が置かれていました
美大受験の為のご指導もいただきました
準備室にストーブが登場すると
私たちはうきうきして
アルミホイルに包んだサツマイモを上に置いたものです
ホワ〜ン
とよい香りが漂うと先生が一言
「こら食いしん坊、こんな匂いの出る事やっちゃ駄目です」
とおっしゃりましたが 私たちは美味しく平らげました
女子校ならではの楽しさだったなw
卒業して数年後先生は退職なさり
テニス部のOGとして現役生との夏の懇親会に招待された際に
こっそり美術室を覗きに行きました
先生が去った後の準備室は
ガラ〜ン
となっていました
あんなにあった懐かしい美術関連の品がすっかり無くなっていました
そういえば先生が自腹で揃えたとおっしゃっていたっけ
退職なさると同時にご自宅へ持ち帰ったのね きっと
と記憶の片隅がチクリとしました
その後私の学校は少子化の影響もあり
共学になり 学校名も変わって
私の青春は私の記憶の中で大切に守られるのです
しかしこのアバと私の青春との違いは。。。
高校は私服だったのだけどテニス部に所属していたので
いつもジャージ姿
その上に一度しか正式に使った事のない白衣をまとい
筆や手についた余分な絵の具はその白衣で拭われ
白衣が芸術的に?!彩られていました^^
ほんとうにそうなんですよね
母校の変容は時代だなあ と思う反面寂しいですね
記憶を暖めます。
思い出は記憶の中に閉じ込めておくのがいいのかもしれません