Nicotto Town



エッセンシャル・キリング

ストーリーは至ってシンプルで、ギャロがひたすら雪に閉ざされた世界で”逃げる”というものです。

彼は叫びはしますが全く話しませんし、彼についても時折フラッシュバックがあるものの経緯を示すものは何もありません。従って、観る人によっては”何を見せたいのか”が分からず退屈するかもしれません。しかし、違う見方をすれば背景や素性を暈すことで観た人それぞれに解釈を任せていると考えることもできます。

あくまでも私見ですが、タイトルになっている通り「必要不可欠な殺人」というのは人の本能的な部分のように思います。彼の場合、何が目的なのか分かりません。彼自身にも分かっていないでしょう。しかし、”捕まりたくない”という気持ちは痛いほど伝わってきます。その過程では「必要不可欠な殺人」も避けられないということでしょう。だから、その行為も淡々とこなし、そこに高揚や悔恨といったものもありません。それは、我々が日常で行う食事や睡眠といった生物としての本能ではないでしょうか・・・

一言で言えば、逃げる(=生きる)ことを突き詰めていったらこうなった、と言ったところでしょうか^^

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2011/11/20 00:05
マイクルさん

仰る通りです。

マイクルさんの仰っているのは赤ちゃんを抱いた女性ではないでしょうか?
恐らく、あの女性は殺されてはいないでしょう^^
あまりの事にショックを受けて気を失ってしまった(まぁ、当然かもしれませんが・・・)、と推測されます。
すぐに人影が見えていたことから、そのまま放置されたとは考えにくいので助かったと思いますよ^^

確かにそうなんですが、主人公側がどんどん死んでいくと”ホラー映画”になってしまいますからね^^

という冗談はさておき、”POV(Point of View)Shot”という映画の撮影用語があります。
カメラの視線と登場人物の視線を一致させるカメラワークのことを指す訳ですが、観客の多くは映画にもよりますが主人公側に感情移入します。つまり、同情的である訳です。
マイクルさんが、その様に感じるのは視点が三人称だからではないでしょうか?
映画の上級者ですね^^
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2011/11/19 23:59
つばめさん

話さないのか、話せないのかは定かではないです。
一応、冒頭で”話せない”方の理由は推測できます。

ストリーキングではないです(雪山なので死んでしまいます^^;)が、「本能的に逃走している」という表現はその通りです。特に、逃走中は食事に困るので、その飲食が凄いですよく("0")>ナンテコッタ

☆ですか?
そうですね、5つあったら3~4くらいでしょうか。
リアリティーを追求するならまだ改善の余地があったと思われることと、命の儚さを伝えるには今一つだったことが減点の対象でしょうか・・・
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2011/11/19 22:42
確かに生きるためには何かを殺していかねばなりませんからね。

捕虜になりそこから逃げ出し必死に生きようとしているのはわかるのですが、
ギャロに殺されちゃう女の人のとことかチョット嫌でした(>_<)

この映画のことだけではないですが
主人公側のの殺人だけが許されるって いつも変だなと思っちゃいます。
でもそこは割り切って いろいろ見ちゃいますけどね^m^
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2011/11/19 17:57
<ギャロがひたすら雪に閉ざされた世界で”逃げる”>映画なのですね(^_^)/~
そして、叫びはしますが全く話さないキャラ??
なにか動物っぽく本能的に逃走している、ストリーキングを想像しておりますが。。。
dayamaさんの☆はいくつかしら?




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