Nicotto Town


蒼海のヲタ日記㈱


小説『雨の中、君と嘘と。』【Ⅲ】


「あなたって変な人ね。」



私は唐突に話を切り出した。



「・・・自覚はしてるけど、そんなにはっきり言われたのは初めてだなぁ。」


私の失礼な発言に彼は口を歪める。




彼は毎日、教室に来る。

私の進路希望書を取りに。




「毎日毎日、馬鹿みたい。
 私は出さないって言ってるでしょ。
 学習能力、ないの?」




「んー・・・
 出してもらわないと困るんだよね。」


「私は困らないわ。」


「俺が。」





毎日毎日、ホント馬鹿みたい。

私は誰とも話したくないのに。




「何で出さないの?」

「私の夢はあんな紙切れには書ききれないの。」



「ダウト」


「えぇ。まぁね。」






毎日毎日、馬鹿みたいに話していたら彼は私の嘘を見破れるようになった。

・・・気分が悪い。



「君ってさ、嘘吐くときに髪、いじるよね。」



「・・・知らないわ、そんなの。
 私、嘘吐いたことなんてないもの。」





彼はまた笑った。








「どうして嘘なんか吐くの?」



嫌だ。
気分が悪い。
こんな質問に答えなんて必要ない。




「好きだから。」





「ダウト」









「・・・じゃぁ、私からも質問していいかしら?」






























『私以外に話せる人がいるなんてね。」


「失礼ね。」



『彼女』は口を歪める。




『それにしても、もうちょっと気の利いたこと言えないの?』



「・・・あなた、どこからか見てるの?」





『私はあなた自身なのです。』






「嘘ね。」








『残念、不正解。』





彼女はまた笑った。

アバター
2012/04/14 15:21
ちょっとここに失礼するよノ
みんなに見られたくないから。

…蒼海さ、僕の本名ゆゆチャンに言った?
アバター
2011/11/25 21:23
蒼海、べた褒めされてるねw
よかったじゃん(*´∀`*)

続きを要求する!













・・・上から目線w
アバター
2011/11/20 10:55
さ、さすが師匠!

本にすれば売れると思いますよ!
stpお届けです^^

師匠はお手本になりますね(´・ω・`)
アバター
2011/11/18 21:39
おぉ!
すごいですね!!^^
感心しちゃいますッ☆



Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.