願い事は流れ星に・・・
- カテゴリ:日記
- 2011/11/18 13:56:57
昨日から今朝にかけて、しし座流星群の出現がほぼピークでした。
しし座流星群は、火球が多く見応えのある流星群です。
10年前の2001年に日本を含むアジアで1時間あたり2,000個の大出現を見せました。
今年は、下弦の月の影響と流星出現のピークが正確には18日の12時と観測条件が悪くあまり期待できませんでした。
これで、しぶんぎ、ペルセウス、しし、ふたごの四大流星群も12月のふたご座流星群を残すのみ・・・
ところで、「流れ星が消えるまでに願い事を3回となえると,願い事がかなう」というおまじないは知っていますか?
ウラル・アルタイ系の民族では、流れ星は神様が地上の様子を見る為に「天の扉」をちょっと開いた時に漏れた光だと考えられていました。流れ星が流れた時は神様が私達の方を見ている時であり、その間に願い事を言えば神様が聞いてくれて願い事がかなうと考えられていたようです。
本当に叶えたい願い事を持っている人は、いつもその願い事のことを考えているから、いつ来るのか分からない流れ星を見つけた瞬間に迷う事なく願い事を言える。流れ星を見つけた瞬間に願い事を3回言えるくらい強く願っている願い事ならば、いつかきっと叶う!また、願い事の内容に迷って3回言うのを諦めてしまうような半端な願いならば叶わないということですね。
日本独特の伝説で,願い事をうまく言うための唱え言葉が残っている地方もあるようです。
この伝承は、ギリシャのプトレマイオスの「時々神が好奇心か退屈から地球を見下ろし立ち入る」という説に起源を持つと考えられるとの解説がありました。
Since the Gods are already looking at us at such a time, they tend to be more receptive to any wishes we make. (神々はすでにそのような時に私達を見ているので、彼らは私たちのあらゆる要望を受容する傾向がある。 )
ヨーロッパでは、そういう伝承はないのかしら?
流れ星は光ってすぐ消えちゃうから、3回言うのは難しいわ。