Nicotto Town



小説♦③

*これはある本のお話なので もしかしたら 読んだことがある人は 知っているかもしれませんが ご了承ください。w

昨日の続きです☆彡

✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿

 あたしはおとめ座だから・・・・・・『運命の人だと感じたら、迷わず告白!』『自分を信じて』かあ。ふ~ん。

 今のあたしには当てはまらないみたい。

 あの人は、あたしの「運命の人」じゃない・・・・・・。

 告白しても、きっとフラれるのが落ちだろうな。フラれちゃったら、もう図書室に行けなくなる。

 幸せだった毎日がなくなっちゃうぐらいなら、このまま遠くから見つめているほうがマシだ。



 放課後、あたしは重いキモチで図書室のとびらを開けた。

 あの人は、来てないみたい。

 ほら、やっぱり「運命の人」じゃなかったんだ・・・・・・。

 のどのおくがキュウッと苦しくなって、ナミダが出そうになった。

 こんなときは「指定席」に座って、あのお気に入りの物語でも読もう。そうしたら、少しは心がなぐさめられる気がする。

 あたしは、その本のあるたなへまっすぐ向かう。

 そして、手をのばしたとき・・・・・・。

 横からスッとのびた手が、その本を取った。あの人だった!

「あ、ゴメン!キミもこの本、取ろうとしたんだよね?」

 あたしはうつむいたまま、あの人がゆずろうとする本をおしかえす。

「あ、いい、いいんです!どうぞ!」

「・・・・・・ありがとう。この本に出てくる『森』って、あの窓から見える風景と似ててさ。オレ、ときどき読みたくなるんだよね」

 え!?あたしと同じだ~!「運命」の文字が胸によみがえる。

 なんてステキなぐう然。これはきっと「運命」神さまがくれたチャンスだ。

 キモチを伝えるなら、今しかない。神さま、ありったけの勇気をください・・・・・・。

 あたしは去っていくあの人を追いかけた─────。


先のことばっかり考えて
   立ち止まるより
    まずはやってみる事が
      大事なんだよね。



✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿

終わりです♪♪

また ほかのお話も載せさせてもらいま~す☆彡

よかったら 見てね☆彡☆彡

アバター
2011/11/14 20:40
大会の結果。

トーナメント戦は、
1回戦だけ・・・。
アバター
2011/11/14 19:29
最終的に告ったの?
そんでOKもらったの?




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.