小説♦③
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/11/14 17:56:08
*これはある本のお話なので もしかしたら 読んだことがある人は 知っているかもしれませんが ご了承ください。w
昨日の続きです☆彡
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あたしはおとめ座だから・・・・・・『運命の人だと感じたら、迷わず告白!』『自分を信じて』かあ。ふ~ん。
今のあたしには当てはまらないみたい。
あの人は、あたしの「運命の人」じゃない・・・・・・。
告白しても、きっとフラれるのが落ちだろうな。フラれちゃったら、もう図書室に行けなくなる。
幸せだった毎日がなくなっちゃうぐらいなら、このまま遠くから見つめているほうがマシだ。
放課後、あたしは重いキモチで図書室のとびらを開けた。
あの人は、来てないみたい。
ほら、やっぱり「運命の人」じゃなかったんだ・・・・・・。
のどのおくがキュウッと苦しくなって、ナミダが出そうになった。
こんなときは「指定席」に座って、あのお気に入りの物語でも読もう。そうしたら、少しは心がなぐさめられる気がする。
あたしは、その本のあるたなへまっすぐ向かう。
そして、手をのばしたとき・・・・・・。
横からスッとのびた手が、その本を取った。あの人だった!
「あ、ゴメン!キミもこの本、取ろうとしたんだよね?」
あたしはうつむいたまま、あの人がゆずろうとする本をおしかえす。
「あ、いい、いいんです!どうぞ!」
「・・・・・・ありがとう。この本に出てくる『森』って、あの窓から見える風景と似ててさ。オレ、ときどき読みたくなるんだよね」
え!?あたしと同じだ~!「運命」の文字が胸によみがえる。
なんてステキなぐう然。これはきっと「運命」神さまがくれたチャンスだ。
キモチを伝えるなら、今しかない。神さま、ありったけの勇気をください・・・・・・。
あたしは去っていくあの人を追いかけた─────。
先のことばっかり考えて
立ち止まるより
まずはやってみる事が
大事なんだよね。
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終わりです♪♪
また ほかのお話も載せさせてもらいま~す☆彡
よかったら 見てね☆彡☆彡
トーナメント戦は、
1回戦だけ・・・。
そんでOKもらったの?