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TAKEのつぶやき


☆海抜の水準点

地図などで海抜○○メートルなどと記してあるのを見かけますが、これの基準となる日本水準原点は東京都千代田区永田町1-1(つまり国会議事堂前庭)にあり、海抜24.4140メートルを示しています。また、日本ではこれがないと全ての測量が出来ないことになります。

実はこの原点が決まるまでには大変な苦労がありました。まず、明治6年6月から12年12月まで東京湾に直面していた霊岸島水位観測所(荒川の河口)で行われた潮位記録を解析して明治17年に東京湾平均海面を海抜0mとして定められました。そして、それを基に精密水準測量を行い、日本水準原点の零目盛りが24.500mとなるように作られました。しかし、その後、関東大震災の影響で水準原点自体が変化したため現在の値になっています。

ところで、東京湾は埋め立てか進み霊岸島での潮位の測定ができなくなったので、現在では三浦半島油壷の国土地理院検潮場での測定値を東京湾平均海面とされています。

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2011/11/10 19:10
関東大震災で、水準原点自体が変化ですか。
東日本大震災では、影響無かったのでしょうかね。



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