夢見動物園
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/11/09 21:07:24
夢見動物園
遠くの遠くの方の空を見つめ
儚げにうつむくコンドルが一羽
狭い狭いかごの中で
ぽつんと黒い影をおとして
うつろな眼で空だけを見ている
凍るような冷たい風に
体を大きく膨らますフラミンゴたち
羽は短く切られ
薄紅の塊となって身を寄せ合っている
物悲しく力なく遠吠えする
東洋の王者トラ
獲物を捕らえることのなくなった
牙や爪の光はくもっている
悲しみと淋しさが渦巻く動物園
動物たちは
見物する人間たちに濁った眼をむけ
外の世界を思っている
生の限り生き続ける彼らは
ただ一途に夢を見ているようだった
ボロボロになりながらも
夢を見続けている
"夢見動物園"
とそう心の中で名付けた
水族館も動物園もあまり好きではありませんが、どちらかと聞かれまし
たら好きな方に「水族館」をあげます。
以前、友達に「動物園に行こうよ」と誘われ、「あまり好きではないけど、
いいよ」ということで、一緒に出かけました。
子供のころに行く動物園と大人になってから行く動物園、すごく落差が
あります。
「どうしてあまり好きじゃないの?」と聞かれたので、「動物たちの目が
見れないから」と答えたような気がします。
でも、その意味は動物園に行ったときに友達にもわかりましました。
「ごめんね、つまらないこと言って」と謝りましたが、「いや、そんなこと
ないよ。言ってくれてよかったよ」と友達は言ってくれましたが・・・・・・。
この記事を読んで、動物園のイメージが変わってしまったらごめんな
さいm(u_u)mです。
「百聞は一見にしかず」、お子様たちをぜひ連れて行ってください!!
詩の題名を「夢見動物園」としましたが、夢から程遠い彼らの現実です。
動物園や水族館に行ったときは、見させて頂くという気持ちをせめて
持ちたいと思っています。
ご覧くださり、ありがとうございます☆(=⌒▽⌒=)
とても嬉しいコメント、 どうもありがとうございます♪(=⌒▽⌒=)
百聞は一見にしかず、そのための代表として彼らは生きてくれているのかもしれません。
未知なる世界への扉と鍵、それをわたしたちに授けてくれるために・・・・・・。
実はと申せば私も動物園があまり好きではないからです
ブログを書かれたままの通りだからあまりにも見るのが忍びないです
でも、動物園の動物も生きているから一生懸命の命だから
笑顔をけてあげなければいけないなと思いました