ドラゴン日誌 遭難
- カテゴリ:日記
- 2011/11/08 12:49:05
ここは馬車の中。
俺は、みなわの肩に乗ってるコウモリのピーちゃん。
みなわは時々、俺に「水をかけたら子豚になったりして…」と、わけのわからに事を口にする。
俺がなぜみなわの家にやってきたか…それは話せば長い物語になるので、またの機会にしよう。
さて!
みなわと俺が馬車の中で見つけたのは、なんだかいっぱい数字の並んだボタンとレバー。
「なんだろう?このボタンとレバー?」
向こう見ずで、いつもやってから後悔するみなわは、今日もレバーを押した、俺がとめる間もなく。
『キー!(やめろー)』と、俺は叫んだ!
「なによ!?」
俺は翼をバタバタさせて、遠ざかるドラゴンたちの指差した。
『キー(ドラゴンたちがなんか言ってる!)』
「聞こえないよ!」
『キ、キー(海がなんとかって)』
「何とかがわからなきゃ、仕方ないじゃん」
『キ~(いい加減すぎだ~!)』
馬車は大空に飛び立って、どこまでも続く青く澄んだ空気の中を疾走した。
「わ~、きれい~。こんなにきれいな空を見たことないわ~。ね、ぴーちゃん」
『キー、キキキキキ』(俺は、青空は嫌いだ!それに、夕日はもっときれいだぞ!)
「そうか。あんた夜行性だったよね」
そう言うと、みなわは、ちらりと横目で俺の顔を盗み見た。
みなわの顔には、…はたして、この夜行性の生き物を旅のパートナーに選んだのは正解だったのだろうか…と書いてあった。
俺は気分を害して、そっぽを向いた。
みなわは咳ばらいをした。
俺は、まぶしくてあまり目を開けていられなかったが、時々垣間見る地表は、瞬く間にその様相を変えていった。
眼下を、町が飛び去り、森が飛び去り、川を下って馬車は飛んだ。
「最高~。飛ぶのって気持ちいいよね~」
『キー!キキキキ(俺は、こんなものに乗らなくても空を飛べるんだ!)』
プライドを傷つけられて、俺が外を飛んで見せようとした瞬間…馬車が突然急降下し始めた。
「きゃー!」
『キー!』
だから、みなわと来るのは嫌なんだよ~!いつもいつも、こうなるんだ!
錐もみしながら落ちて行った馬車の、外の景色が突然変わった。
渦を巻いた、紫色のゼンマイみたいなのがいっぱいある空間。
俺は、不覚にも目をつむってしまった!
あたまの中が、グルングルんする!
どうやら、馬車の床にたたきつけられたらしい。
目を開けて、頭を振り、翼で体を持ち上げて立ち上がった。
『?』
さっきまで摑まっていたみなわの姿がどこにもない!
『キーーーーーィ!?(みなわ!みなわ何処だぁー!?)』
ピーちゃんがどんな活躍をしてくれるか、私も楽しみです^^v
おお~!
ジャンプがスカウトしてくれないかな~^^v(爆)
続きを、乞うご期待!
さて、ピーちゃんの真骨頂、どこで発揮できるやら…^^:
可愛いピーちゃんは、どんな活躍をしてくれるのか、
とっても楽しMにしています。
長い物語、書けるかどうか気になります~^^:
ピーちゃん、とてもかわいくて、私のお気に入りです♪
「ドラゴン日誌」改め「ピーちゃん日誌」にしたいくらい♡
なんゃかんゃ言ってもピ-cゎみなゎさんが心配なのですね(●・ω<●)b*
馬車が急降下して・・・
で
「きゃー」
「キィー」
ってところがツボ~^^b
コウモリさん、みなわちゃんをよろしくね~!
ピーちゃんはみなわさんを見つけられるのか!?
以下、次号!!
ジャンプに連載してくれないかしら^^
さぁさぁご自慢の超音波でみなわさんを探索するんだ!
馬車での大空の旅、気持ち良さそうですー。
そのままE.T.ごっこもアリ?(笑)
ああ、タイヘン^^;
みなわさんはどこに消えてしまったのでしょうか?
続きが気になります。
みなわさんも同じこと言っている、と、思われる。
続きを期待しています。
時空の狭間に引っかかっちゃったのかしら?