僕は、もう　生きる気力さえ

失っていた・・・

そんな時に　君からの　メールが・・・




ねー！ひろ

今日は、楽しかったね

あぁ　今日は　楽しかったなー＾＾

ねね　お腹すいたー

じゃー　あそこの　レストラン　行こうか？

うん

あっ！あの子　かわいい～＾＾

そこには、親子で来ている　２歳ぐらい　だろうか
かわいい　男の子が　ボールを　持って　遊んでいた

かわいいねー　私も　あんな可愛い　男の子
欲しいな～＾＾

うん　そうだねー＾＾

その時　男の子が　持ってる　ボールが
転がり　車道に・・・

あっ！ボールが・・・

ユミ！あぶない！

ボールを　拾おうと　彼女は　車道に・・・


一瞬の　出来事　だった・・・



僕は　頭が　真っ白になり
その時の　記憶がない・・・

ただ、君の　名前を　叫び続けた・・・

彼女は　傷一つ無く
まるで　眠ってる　ようだった・・・

ユミ　　　ユミーーー！

・・・・・




あれから　一年・・・

僕は　未だに　君の事　を想い
悲しみに　暮れていた・・・


その時　突然　携帯に　メールが・・・

僕は　メールを　見て　愕然とした

メールの　送信者は　ユミ　だった！

え？
なんで？ユミが・・・

僕は　驚きと共に　ユミが　帰って　来たのかと思った




こんばんは　　ひろ♡

ユミ　だぞーー＾＾

今ね　明日　来て行く　服　選んでるけど

どれか　迷ってるよー＾＾

ひろは　どれがいい　かなー？




その　メールは　事故の　前日の　夜の事だった

家族が　遺品整理を　していて　まだ出してない

携帯メールを　見つけ　僕に送って　来たようだ！


楽しそうな　ユミのメール・・・


僕は　涙があふれて　止まらない

悲しみの　どん底に居て　幸せなんか

どこにも　ない・・・・

そう　思ってた！

メールの　最後には　こんな事が

書いて　あった・・・



ねー　ひろ

私　ひろの　お嫁さんになって　いいかな？

いや　絶対なる♡

私　今　幸せ～＾＾

今　私は　ひろの　近くに　居ないけど

ひろが　私を想ってる限り

ずーーーと　そばにいるよ！

だから　泣いちゃ～ダメだぞ！＾＾

明日　楽しみに　してるよ

最後に　一つ　聞いて　いいかな？

・・・・



ひろ・・・


今　　幸せ？







　　　　　　　　　　　　　　　　　　あぁ！　　しあわせ　だよ。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　灼眼の　ＨＩＲＯ