結婚していない私に、叶えられない願いがあります。
それは、子供。

しかし、私には、弟の娘。らーちゃんがいる。
今の私にとって、彼女は、天使のような存在なのだ。
弟夫婦は、京都に住んでいる。
らーちゃんとは、年に、1度くらいしか逢えないが、
私の天使ということにはかわりはない。
あれは、彼女が、3､4歳の頃、
弟以外の男性には、人見知りをするらしいのだが、
私にだけは、例外で、行くとすぐに仲良くなって、
お遊びをしてくれる。
らーが、私になつくその光景に弟夫婦も驚いていた。
しかし、それとは裏腹に、らーちゃんとの楽しい時間が続き、
1泊してから、次の日のお別れの朝は、大変だった。
私が、帰ってしまうのを、察知して、ぐずりだすのだ。
目に涙をいっぱいためて、帰らないでって泣くのだ。
もーそんなのを見たら、胸がきゅんきゅんして、
後ろ髪ひかれて、帰るのを止めたくなるほどである。
らーは、ほんとにいじらしくかわいい子なのだ^^
で、どーして私にだけは、なつくのか？
それは、らーのこんな発言で判明した。
いつものように、らーと遊んでるときに、
私の顔をまじまじと見ていた。
「らー、どうした？」って、私が聞くと。
じっと見たまま「どーして、おっちゃんは、パパに似てるの？」と。
ぷぷっ、そりゃ、人見知りしないはずだ。
らーは、私と遊びながらも、ずっと、その不思議を抱いて、
このおっちゃん、パパに似てるなーって、私に興味をもっていたのだ。
それを聞いた私は、「どーしてだろうねー。」って、らーを、
いっぱい、いっぱい抱きしめた。
「不思議なことが、あるもんだねー」と、さらに、らーをぎゅとした。
すると、らーは、私のほっぺをつまんで、
けらけら笑いつづけていた。
あー、なんという至福のとき^^
そうやって、二人の楽しい時間は、
あっという間に過ぎるのでありました。

追記

あ、そうそう。らーとのお遊びで、こんなことがありました。
ピカチューやピチューなどのぬいぐるみがあると、
らーは、指差して、その名前を私におしえてくれるのです。
しかし、ひとつだけ、言いにくいのか、覚え間違いなのか
誤りがあったのです。それは、ドラエもん。
らーは、それをなんと「どざえもん。」と、云っていたのです。
私は、家の中なのにも関わらず、らーの口を押え、
辺りをきょろきょろしてしまいました^^
そして、私「ドラエもんね。うん、ドラエもん。」
らー「うん、どざえもん。」
私「（かぶせぎみに）ドラエもん。ね。」
いやー、らーのこの言い間違い、なかなか直らなくて、
弟も困っていました^^
ふふふ^^