此れは早朝の誰も見て無い時にこっそりと・・・
- カテゴリ:人生
- 2011/10/21 08:21:22
此れは早朝の誰も見て無い時にこっそりと書いて置こうとおもう。
結婚して間もない頃。
私は一着のお気に入りのワンピースを買った。
所謂アーリアメリカン風の、ローラアシュレイ風の半袖の薄手の夏物のワンピースだった。
其のワンピース来てしばらくしてワンピースに隠れた部分に発疹ができた。
隠れた部分殆どにやがて広がった。
血液検査をしなければならない病気かもしれない。
母の薦めもあって大学病院へその日のうちに行くことになった。
大学病院には知り合いの学生がたくさんいる。
私は調べて貰って学生達が居なくなる時間帯に医師に診て貰える時間に合わせて受付終了間際に受付をした。
予定通り、皮膚科は助教授と助手の先生と看護婦しか残っていなかった。
診察室に入って訳を話してスカートをめくって、半袖の袖をめくって見せた。
血液検査をすぐにして貰って、しばらくその科の待合室で待つ。
心当たりの無い心配した病気では無かった。
食べた物も言ったが、パンと紅茶とどう考えても影響を及ぼすものとは思えない。
其の辺りから、医者が全部脱いで確認したいと言う。
「検体」と言う言葉を使った事にもカチンと来たが、
発疹そのものはスカートと袖をめくって見せているし、
ブラジャーとパンツの中には発疹ができてない事も説明をしている。
私は毅然と断った。
しかし医者はなおも執拗に全体の様子を確認したいと言う。
更に助手が何と教授を電話で呼び出している声がしている。
全体を見ないと判断ができないと必要な措置と言うが、
何か、大勢の医者が呼び出されている雰囲気。
大勢に見られるよりは覚悟を決めて、
お気に入りのワンピースを脱いだ。
ブラジャーの中とパンツの中にはないのかとしきりに聞く。
「(此の変態医者め!)ありません。1つもありません。!!」と
怒鳴りつける。
私が怒っている訳をやっと解ったのか、
「看護婦に確認させて良いか?」と言うので、
其れならとカーテンの裏でパンツを下げてへその辺りにもない事を見せてブラジャーもめくってない事を見せる。
詰りくっきりとそこにはない。
「ありません」と看護婦が言う。
次に何と医者は写真を取って良いかと言う。
もう、怒り心頭である。
私を何だと思っているのか、そんな変態医者の思い通りなる
そんじょ、其処らの女と違う。
「これ以上言うと弁護士と相談してからになりますよ!」と
冷たく言い放つ。
医者達が集まってきて、当然の様にスカートをめくろうと
するので、すっとよける。
えっ?と言う顔の医者たち。
ワンピースを着てしばらくするとチクチクと体がする。
こすれる所がひりひりとした感じで、指で其の辺りをこする。
医者が今こすった所を見せて欲しいと言う。
少しめくって見せると医者たちどうしが顔をくっつける位
みんなで見る。
着た時の印象を聞かせて欲しいと大きなメモを持ってくる。
私は「お気に入りのデザインが見つかって、生地も綿の野暮ったさが無くて、薄手で、模様も可愛いしぃい・・・」と言い始めると
唖然とした顔で見ている。
それから、興奮していた医者の一人が、落ち着いたのか、
「貴方で3例目の「検体」で前の二つが子供だったので、
詳しい話が聞けなかったのですが、やっと大人の「検体」が
来たものですから、お話をお伺いしたいのですが、
其の服を着るまえには無かったのですよね?」
そう言えば、説明の中に服の話が混ざっていた。
そうそう、此の服を着てからどの位かと言われたから
4.5時間たったころに気が付いたと言ったのは確かだ。
で、ひりひりと感じてかゆいと思ってかいて、
めくって気が付いたのが・・・・。
で、一人の医者がはさみを持ってきた。
何と其のワンピースの切れ端が欲しいと言う。
きっぱりと断る。
「糸くずでも良いので」と執拗に迫ってくる。
其のしつこさにうんざり!
こいつらは新妻の裸体よりも女性のワンピースの方に興味あるのかと呆れる。
其処まで欲しがるのならと裾をめくって、
裾上げの布地をピンセットで糸をつまんで解いて良いと言う。
其れこそ、大切そうに其れを何とガラスの試験管の中に直接入れる。
この人達、変態も極まれりの頭の可笑しな集団だ。
人妻の裸体の写真を取れなかったら其のワンピースの糸くずを
欲しがるなんて・・・・。
で、2週間後に結果を聞きに行くと糸くずからも化学物質が出たそうです。
そっけない態度の医者たち。
その後に来た同じ様な症状の患者(男)が
写真も取らせてくれたそうで、
学会で発表できる資料がそろったそうです。
知人を通して後で聞きました。
あのまま、写真を取られていると
私のブラジャーとパンツだけの姿が学会で発表される所
だった訳で・・・・。
だからねぇ、事前に知らせてくれると
其れなりの勝負ブラジャーとパンツを買って
用意をしたでしょう。
更に数か月前から、腹筋をしてウエストを引き締めて。
いきなりで私は承知する訳がないでしょ。
学会で発表すると知っていれば尚更。
確かに戦後ナイロン製のストッキングでかぶれて、一度洗濯をするとはけるので
ストッキングは実家では一度新しいのは洗濯をしてから履いてました。
結婚した時も母が洗濯をしていたので、
私に私のストッキングはそうやっていたのを伝えました。
まさかその他の衣類にまでナイロンの様な物が入って来るとは当時は想像もしてませんでした。
朝早かろうが、小さい文字だろうが、のたもた節大全開でこきみいいw
医者集団や、洋服屋さん又は布地会社にクレームはつけなかったのだろうか?
その辺りが気になる所です^^;