☆三国志
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/10/21 00:37:37
三国志の始まりは先ず黄巾賊です。この黄巾賊の乱のため漢王朝は窮地に立たされることになりますが、時の皇帝である霊帝は政治には無関心だったので、皇后・何氏の兄・何進を大将軍にし、官軍を編成し始めます。ただ、何進は軍事的才能はほとんどなかったそうで、皇甫嵩、朱儁、盧植などの実力者が中心になり、三手に分かれて追討することになりました。
一方、黄巾賊は爆発的に膨れ上がり、やりたい放題をしていましたが、太平道の教祖・張角が病死するというアクシデントに見舞われます。さらに、もともとが素人の寄せ集めのようなものですから、いくら大きいとはいっても勢いだけの集団であり、軍略に長けたリーダーはいません。そのようなことから、当初は勢いに負けていた官軍でしたが、反撃されて黄巾賊が蜂の巣をつついたような状態に陥るのに時間はかかりませんでした。
結局、一年もたたないうちに官軍にあっさりと平定されてしまいましたが、実際には農民の反乱は長々とくすぶり続けていたそうです。
さて、この黄巾賊の乱の平定のため集まったのが、いよいよ三国志を面白くしてくれる英雄たちでした。曹操、劉備、孫堅、董卓、袁紹・・・・・・などなどですね。
吉川英治の本で10巻くらいありましたが
楽しくてあっという間に読んでしまいました。
また読みたいなあ。