Nicotto Town


小説日記。


狂哀。【詩的な何か】

君はもう、覚えていない
僕が君を、「好き」と言ったこと



手が届かない
初めて君に逢った日のこと
今でもよく覚えてる

僕と目が合った君は優しく微笑んでくれた
それは触れたら、脆く壊れてしまいそうだった
僕なんかが触れちゃいけない

そう思った


なのに僕は
触れてしまった



君と一緒にどこか遠くへ行きたい



周囲の雑音や雑踏から逃げて
どこか遠くへ

どこまでも広がる空へ羽ばたくための翼はもう捥げた
涙だって枯れ果てた


まだ、消えたく無い

まだ、君を想っていたい

まだ、… … …



出口は見えない
入り口さえも見えなくなって
僕はもう自分さえも見えなくなった

最期に僕が見たのは

君の無感動な無表情


僕がそう望んだのに
どうして僕は今、泣いているのかな
どうして僕は今、後悔しているのかな


僕がどうしても守りたかったもの
僕が何をしてだって守りたかったもの

そう、守れた
なのに

僕は

僕だけが何も無い闇に一人だけ取り残されて


まだ、君と、一緒に居たかった



でも、僕はあの時、たった一時だけ満足したんだ


君を守ることが出来た



君はもう、覚えていない
僕が居たこと
今君は、僕じゃない僕と、どこか遠くへ行ったのかな


君を想うことさえもう許されない
君を守ることが出来たから

僕が、君の為に生きることを止めたときに





***

情景なんかは是非妄想してみてください\(^0^)/←

たまには切な系も書きたいのさ。

アバター
2011/10/17 18:00
このたびはサークル申請させていただきありがとうございます^-^

名前変更はもちろんしたいのですが・・・。まだ変えて1週間経ってないのでそれからでよろしいでしょうか?

あと脱退はしません!
アバター
2011/10/16 20:31
こんないい詩が書けるなんてウラヤマシス(・ω・`)
アバター
2011/10/16 20:24
途中まで、共感でき過ぎて、泣きそうになった件につきましt((
事実、涙で滲んで画面が…!(



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