Nicotto Town



5デイズ

今晩は「ダイハード2」がありますが、その監督であるレニー・ハーリンが撮った作品です。

レニー・ハーリン監督といえばアクション映画のイメージがあったので少し意外でした。

北京オリンピックの影でほとんど報道されなかったけど、実際に2008年8月にロシアとグルジアの間で起きた「南オセチア紛争」をレポーターの視点から撮影したものです。

この戦争を「8月戦争(August War)」又は「5日間戦争(Five-Day War)」と呼び、邦題はここから来ていると思われます。

この作品の最大の問題点はグルジア政府が資金提供しているという点で、かなりグルジア寄りのプロパガンダ映画になっています。何も考えずに観るとロシアの非道ばかりが目立つでしょう。

映画の持つ影響力を考えさせられる瞬間です。

プロパガンダ映画だとしても、メディアからただ与えられる情報だけに左右されないで自分の目で世界では何が起きているのかを知ろうとする注意を喚起させるきっかけになるという意味においては一見の価値があるかもしれません。

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2011/10/19 19:58
「“怖いね”と言うだけでディナーを続ける」のは我々、先進国の人間です。

本作を社会派エンターテイメントとして楽しむことはできますが、エキストラには現地人、当時の生存者達も悲痛な記憶を乗り越えて参加していることを斟酌すると本作は二度とこのようなヘイトクライムを起こしてはならないという切なる願いが込められていると思います。
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2011/10/19 11:55
「ホテル・ルワンダ」「ルワンダの涙」以前、見ました。
アフリカは日本から非常に遠く、そこでいったい何が起きているのか?!
日々のニュースだけでは、ちょっと想像できそうもありません。
混乱している後進国への支援の難しさなど、ちょと理解できました(^_^)
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2011/10/17 23:57
コメントありがとう^^

すでに「ホテル・ルワンダ」はご覧になられたでしょうか?

これも94年にルワンダで実際にあったルワンダ紛争の話で内容的にも見応えのあるものになっていますよ。

また、同様に「ルワンダの涙」という作品もありますが、こちらはかなり硬派な仕上がりになっているので作品としては立派なのですが面白みはありません。

気持ちに余裕がある時に観るのがベターですね^^
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2011/10/17 10:22
「5デイズ」はまだ観ていませんが、お話参考にさせていただきます。
戦争映画は、とても衝撃的に描かれているので、つい引き込まれてしまいますが、プロパガンダを刷り込まれてしまう危険性も、注意しないといけませんね(^^)/




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