とある滅龍士との五度の邂逅③
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/10/11 02:17:14
第三夜
やはり超A級滅龍士の名前は伊達ではなかった。
あの暴龍を一撃で仕留めるなど、夢でも見ているのだろうか?
およそ人間業とは思えない正確さ、そして桁外れの殺傷力
それらを目の当たりにして少々興奮をしていたようだ。
何にせよ、これで再び枕を高くして眠れる
明日からはまた穏やかな日々
のはずだった…。
夜もとっぷりとふけた頃、なにか大きな揺れと物音で目が覚めた。
最初は地震かと思ったが、そうではない。
なにか這いずるような音と揺れ…。
まさか!
玄関を飛び出した先に見えたのは奴の巨大な尻尾だった。
『…要件を聞こう。』
彼はまた、時間きっかりに現れた。
電波時計のような時間の正確さを称賛すると、彼は首を振った。
彼曰く、20分ほど前から此処にいて、観察していたという。
現場の環境を。 周囲の人間を。 そして、私を・・・。
些細な要素であろうとも、リスクは極力排除する。
その臆病さこそが、彼の最大の武器だと教えてくれた。
この男なら…私は再び、彼に全てを打ち明けた。
『あの巨龍を…Jormungand(ヨルムンガンド)を殺してくれ!』
…これが、私と彼との3度目の邂逅である。
龍と見るや、誰彼かまわず殺してしまうのが滅龍士です。
そのためドラゴンは滅び、滅龍士も職を失い職業として成り立たなくなりましたとさw
次々と龍が現れては倒されていきます!
一体何故!?(この物語はホワイダニットではありませんw)
5回目まではさして何も起こりませんw
淡々とプロが活躍するだけなのでw
良いドラゴン(ナーガちゃん)ですよw
なんで~???
復活してる訳じゃないよね?
どんどんパワーUPして行くのかな?!
5回目までに何かが起こるのかな?!楽しみにしてます^^。