魔女とほうきと少女の関係性
- カテゴリ:30代以上
- 2011/10/10 21:21:03
先日↓のブログで魔女のほうきについてお話しましたが、それについての余談です。
長い上にとりとめもない与太話なのでお暇な方のみどうぞ。
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=211960&aid=32936476
さて、魔女がほうきを持っている謂れは前述した通りですが
日本のアニメ界においては魔女というのは魔女っ娘、
それも小学生~中学生位の少女。
かなりの確率で少女である事が多いですよね。
キリスト教に於いて非処女性を暗に含む魔女という存在に
永遠の処女性を暗示する少女性を追い求めるという図式は
何気に興味深いと思いませんか?
まあ、確かに考えて見ればアニメのメインターゲットである年齢の少女達が
感情移入しやすい年代の主人公の年齢を設定すると同年代か少し上位が妥当です。
まして、少女時代というのは魔法とか変身というものに憧れる世代です。
自分と同じ年頃の少女が憧れの魔法(もしくは魔法的な物)を使って変身して戦う、
人気が出ないわけがありません。
しかし、現代に於いて魔法少女物というジャンルのサブターゲットとして
暗に設定されているのは大友…つまりオタクと呼ばれる青年層である事を考えると
果たしてそれだけが理由なのか?とかすかに違和感もあり。
魔法を使う存在が少女である事を強く望んでいるのは
メインではなくむしろサブターゲットである彼らなのでは?…と、仮説。
仮説立てたからと言って、結論は出ないわけですがね。
そもそも魔女の暗に含む非処女性を考えて作っているスタッフが
一体どれだけいるかとも言えますし^^;
しかしながら、ここ10数年内の魔法少女のラインナップを観てみると
カードキャプターしかり、まどマギしかり、
サブターゲットの理想像のような魔法少女が増えた感は否めません。
余談の更に余談ですが有名な某アニメーションスタジオ作の
魔女の少女が出てくるアニメ映画で
魔法の力が弱まった少女が
「私にはこれ(空を飛ぶこと)しか売るものがないんです」
と、言わせているというのはご存知の方も多いと思います。
何気ない一言ですが、魔女とほうきの因果関係を知っていると
何となく意味深な台詞にも聞こえますよね。
この監督は別の作品でも年端も行かない少女を油屋で働かせてましたね。
こちらは割と有名な話ですがあの温泉宿みたいな施設は
風俗的な意味合いを暗に含んでいるようで、
監督自身それを匂わすような発言をしていたようです。
事実、劇中ではお風呂場で
お客様の手助けをする主人公の少女という描写がありましたね。
穿った見方をすると、あれは所謂擬似ソー○ランド的な描写だったのでしょう。
恐らく、映画では描写はしていないしなかったことにはしてはいるものの
アレほどの大物監督ともあろう人が
そういう背景や謂れを全く知らずに映画を作るはずもなく…。
恐らくは知っててそういう台詞や描写をしていたのでしょう。
彼は自他共に認める□リコンだったはずですし。
まあそれについて個人的にはどうこう言うつもりは毛頭なく、
むしろそういう背景を知っていながら
子供や一般人にはそれと気付かせないのですから
その力量はさすがと評価すべきかもしれません。
まああまり突っ込み過ぎるのもアレなのでこのへんにしておきますがw
物語というのはその裏事情や背景を知ると別の側面が
見えてくるといういい例だと思います。
尚、初めに謝っておくので思い違いとか認識ミスによる間違いがあったら
どうかご容赦をm(_ _)m
何ていうか、ニコだとどこまでぶっちゃけていいのか
イマイチ分からなくて中途半端な事しか書けませんね^^;
まあ、あまりにあからさまなのは
お茶の間向けエンターティメントとしてどうかと思いますがw
かといって全く毒にも薬にもならない作品ではストーリーとして面白くないですよね。
そのへんの匙下限がこの監督は絶妙なんだと思います。
この台詞もどこまでそういう意味があったのかは謎ですが
この人クラスの監督がそういう裏事情を知らないはずはないので
ある程度はどさくさに紛れてしてやったりという
台詞やシーンが紛れてる…って私信じてる!!(`・ω・´)←何故かたまに祈里さんになる人
どのくらい、深読みしたらいいのかナゾですけど、そう思わせるような作品を
作ってるから、飽きられることがないんでしょうね!
実際の宮崎駿監督は、ストーリーを即興で作ったり、改変を繰り返したりして、
果たして、そこまで考えて、映画を作ってるのか疑問という声もあるようですw