皆様は黒いGとバッタリと出くわしたとき、如何なさいますか。

ポヨはともあれ、
まず「ギャア～～」と叫び、
周りの人たちが
「何事？！」と身構えたところで、
「◯◯ブリ～～！！」と説明し、
いざ、助けに向かわんとした、周りの人々を
「何だ、◯◯ブリか（つまらない…）」と、
安心させるのだよ。

周りの人たちは「ホッ…」と安心して、
それでよいのだが、
ポヨは、それどころではないのだ！！

まず、どうやってGをやっつけようか、といろいろ考えをめぐらすのだ。

はてさて、ハエたたきで、
「バシッ！」と一撃をくらわそうか（ハエたたきを取りに行かなくっちゃぁ…）、

それとも、台所用洗剤をかけようか(ウーン、洗剤で汚れそうだなぁ、後始末が大変じゃぁ）。

そうだ、『○○○○ホイホイ』を逃げそうなところに置こう（今から作るって？）！！

そんなかやで、「ウーン」と考え込んでいると、
黒いGは（茶色のもいるのだったネ）
「フンっ！！トロくさぁ…（とか思っているに違いない）」、と
ポヨをバカにしながら、ササッと消え去ってしまうのだ。

しかし、中には、とんでもなく強気なのもいて、
視線がバチッとあったりすると、一瞬にしてポヨのお間抜けさを見抜いて、
飛び掛かってくる猛者もいたりするのだ。

もちろん、ポヨは、○○ブリに対抗すべきテクニックは
何も持ち合わせていないので、
ただただ、「ギャァギャァ」とご近所迷惑も考えずに、
逃げ回るだけなのだよ。

もし運よく（？）台所の排水溝から、顔を出したばかりのところであったりすれば、
これ幸いとばかりに、手近にある台所用洗剤を、思い切りドバドバかけるのだが…。
もちろん、後始末はだんな様。

そして、ポヨよりももっとお間抜けな○○ブリもいるもので（世の中広いものだョ）、
バッタリとポヨに出会って
「アッ、ヤバっ！」とばかりに気弱に逃げ出したはいいのだが、
「オオーッ、いいところに隠れ場所が…。」
と飛び込んだところが、何と
『○○○○ホイホイ』だったという、あり得なさそうな実話もあるのだよ。

さらに、運よく、ガスレンジの（ポヨん家はIHではないのだよ）ガスの出口にいたりすると、
「カチッ」と無意識につけたガスで「真っ黒け」（いや、もともと黒いのだが…）、ということも。

そういえば、無意識の強さ、といえば、

玄関マットの下に、「ペチャンコ」のGが…。
「何故、どうして、そんなおせんべいみたいになってるの？」と聞くまでもなく、
マットの下で、ぬくぬくとしていたGが、何も知らない誰かの足の重みで、憐れな犠牲になってしまったのだよ。

足の重みの犠牲といえば、これまた悲惨なことを思い出したよ。

ポヨは長年、男女を問わず、いろんな仕事仲間たちに
助けられ、教えられて育ってきたんだけれども、
これは、女性の同僚で、仮にBさんとしておこう。

続く