魔女のほうきと聖書の関係性
- カテゴリ:30代以上
- 2011/10/07 12:35:50
古今東西、魔女がほうきに跨って空を飛ぶ図というのは
世間一般に定着したイメージだと思いますが
その理由は案外知られてませんよね。
くりすも知らなかったのですが、
以前メールマガジンでチラッとその話がピックアップされていて
調べてみたらそれがなかなか興味深いものでした。
古来魔女同士の集会ではほうきの柄に幻覚作用のある薬を塗りこみ
それに跨って体内に取り込みトリップする事により
実際に飛んだかどうかは定かじゃないけれど、
少なくとも頭の中では飛んでいた…という。
聖書やキリスト教の世界ではアダムと彼の前妻であるリリスの離婚理由も
これに起因すると思われる描写があります。
くりすはカトリック学校に通っていた割に聖書や歴史には詳しくはないですが、
少なくともフランス革命が起きた中世ヨーロッパ?の時代には
女性上位で快感を得るというのは悪魔の体位等と呼ばれ禁止されていたようですし
彼女がキリスト教の世界では魔女や悪女、
果ては神様の作品の失敗作というイメージを持たれてる事もなるほど、納得です。
それを踏まえてかの有名なジブリ映画である「魔女の宅急便」を観ると
色々と意味深な台詞も多いです^^;
ニコはお子様が多いサイトですし、あまり過激な発言をすると叩かれるので
この辺の話題はこれ以上はここでは語れませんが
調べてみると色々と興味深い話題が多いです。
また、魔女は本来賢い女性というような意味を含む事が多く、
産婆さんや人の生死に関わる仕事に就いていた人とも関係しているようです。
よく魔女が大きな鍋で何か怪しげなものを作っている描写というのがされますが
あれは薬草であったりする事が多いですよね。
人の生死に関わる=医療従事者?
人助けをしながらも助けられなかった場合は逆恨みをされる可能性も高い事も
魔女が忌み嫌われる要因の一つであるかもしれません。
また、突き詰めるといつの時代も男性は保守的であり
自分より賢く、前進的な女性というのは嫌われる傾向にあります。
つまりは食べられない葡萄はスッパイの法則で
自分達男の思い通りにならない(=従順じゃない)女性達を
魔女と呼ぶようになったのかも知れませんねw
拙い文章ですが、真面目に読んでいただきありがとうございます。
魔女狩りと言う名の下に、
(宗教上は)合法的に処刑されていった女性達の事を想うと胸が痛みますね。
しかし男女差別があまり感じられない神話のある日本に比べて
男女差をつけている聖書のあるキリスト教圏の人達の方が
現代では男女差別に厳しいというのはなかなかに興味深い現象だと思います。
こんばんは、コメントありがとうございます♪
興味深いとおっしゃっていただけて何よりです^^
普段はふざけたブログばっかりでwたまにしか真面目なブログは書きませんが
もしよろしければまたいらしてくださいませ(*'-')ノ
こんばんは、コメントありがとうございます。
あまり詳しいわけではないですが、こういう事を知ってると
それに関連して色々な物の謂れや成り立ちも
何となく分かるようになるので面白いですよね。
トリップの話は私も強引な説だなぁ…^^;と思いましたが
実際に空を飛んだという話よりは有り得る事なだけになかなか興味深いですね。
自分達の崇拝やその他都合の為に都合の悪い人物を合法的に排除する手段が
魔女という存在だったのでしょうね。
ただ、洋の東西問わずどこにでも女性差別と言うものは存在していた事を考えると…
これは大なり小なり、キリスト教だけにあった問題ではないのでしょうね。
そういえば魔法使いは…どういう位置づけだったんだろう?
後で調べてみますねw
魔女狩りが横行していた時代は考えるだけでぞっとします。。。
どれだけ多くの女性が魔女とされて殺されていったのか。。。
深く考えさせられます。
ほうきでトリップはうそ臭いですね.
キリスト教が排斥した土着信仰は女神崇拝が多かったらしく,
相乗的に女性の地位が貶められていった・・・と私は考えてます.
その口実としての魔女,すなわち民間療法を行う人なんじゃないかな.
まぁ,魔女といっても男もいたぐらいだし,言語の壁もありますね.
長文失礼しましたー.
それでは.