『かえるの平家ものがたり』
- カテゴリ:その他
- 2009/05/16 15:13:05
本の紹介をしたいのですが、それに見合うカテゴリが無いのですね。
かえるのわたくしめが紹介するのも可笑しいですが…。
児童向けの絵本です。
げんじかえるが住むげんじ沼で、一匹のご婦人かえるが何者かに襲われ、怪我をします。化け物に襲われたと言うご婦人かえるの、その背中はバッサリと切られ…。
かえるの棟梁「よりとも」さまは配下の「よしなか」どのに化け物討伐を命じます。現場に残された、白く細長いものを見て、部下の「ともえ」が、それは猫の髭です、と答える。猫はかえるを弄び、鋭い爪で傷を負わせるのです。
「よしなか」どの率いる一万匹のかえるの武士の前に現れたのは、黒猫のへいけねこ。その名は「むねもり」(いやー、何でー、宗盛様ー)
猫に敵わず、一万匹のかえるは退却。「よしなか」どのは敗戦の将に。
そこへ、一計を案じた「よしつね」かえるが、「むねもり」ねこと対決します。
池に浮かぶ蓮の葉をピョンピョンと飛んで逃げる「よしつね」。「むねもり」はそれを追いかけますが、次の瞬間にブクブクブク…。穴の開いた蓮の葉にのってしまい、「むねもり」ねこは哀れ、池の底。
ねこは池の底で蟹に変わって、平家蟹に。
かえるはげんじ沼で平和に暮らしましたとさ。
何じゃそりゃ。
私の作り話じゃないですよ。ほんとの絵本ですって。
図書館の児童書のコーナーで探してみてください。
若いお母さんたちがいる児童書コーナーで、子供用の小さいイスに腰を下ろし、こみ上げてくる笑いを必至にこらえて、見ている私の姿は、さぞや、キモかったろうと思います。
・・・すごい内容のお話ですね・・・
物凄く興味を惹かれる絵本ですね~(^^)
…以前リア友に聞いた、知り合い宅の池からチビ蛙が巣立つ頃その家の猫が楽しげに狩りをするという話を思い出しました(絵本では猫ではなくカエルが勝ってますけど)
そんなお話があるんですね~。
カエル1万匹の方が猫より強いような気がするけど・・・。