教員採用試験合格講座 春季集中クラス
- カテゴリ:日記
- 2009/05/15 00:47:37
春季講座って名前だけど、もう夏だと思う^^;
今日は講座が始まる前に、古文の先生が例のごとく本をたくさん抱えてきた。
一冊100円ほどで学生に売り込むのであるww
教育書や教採の問題集が格安で提供され、おもわず毎回買ってしまう。
今日は10冊も買ってしまった。
・「O・ヘンリ短編集(1)~(3)」 O・ヘンリ
・「諸子百家」 貝塚秀樹
・「菜穂子・楡の家」 堀辰雄
・教員採用試験問題集×2(定価は1600円)
・「授業の出前、いらんかね。」 山本純士
・「子どもに教えられたこと」 灰谷健次郎
・「例解 新漢和辞典」 (三省堂)
最近英米文学から離れつつあって寂しかったので、O・ヘンリ。
中国文学科にいる以上、中国関係のものを少しでも読まなければならないので、諸子百家。
堀辰雄は、単に興味があったから。
教採の問題集と漢和辞典は、安かったからという理由だけで購入^^;
まず『子どもに教えられたこと』を読んだ。
灰谷健次郎は昔から大好きな作家である。
初めて読んだのは『きみはダックス先生がきらいか』という作品。
この時はまだ作者など気にもしていなかった。
その後、中学の時の恩師から『兎の目』をプレゼントされ、ようやくここで灰谷先生のことを知った。
その後は灰谷先生の書く教育書や討論本ばかりを手に取る。
他には少しマイナーな物語的文章を少し。
『太陽の子』という作品があるのだが、それにはまだ手をつけていない。
灰谷先生が好きだと言っていながら、代表作の一つを読まないのはおかしく感じるかもしれないが、手に取ることができない。
今でも覚えている。
高校3年、第一志望の高校の推薦入試、3日前のことだった。
『太陽の子』を図書館で借りて読みかけていた矢先、灰谷先生の訃報が伝わってきた。
あれほど衝撃を受けたときがあっただろうか。
既に中学の教員を目指していた私にとっては、いきなり目標が消えたような心持がした。
私が尊敬し追いかけていたのは担任の先生の背中であったが、その先生が追いかけていたのはまさに灰谷先生の提唱する教育であったからである。
結局推薦入試当日までショックをひきずっていた。
挙句、小論文のタイトルが決められておりだいたい書くことは決まっていたはずなのに、無理やり灰谷先生の教育を小論文に詰め込み自滅した。
後悔はしていないが、あの時は本当にどうかしていた。
まぁ、人なんてどこかで馬鹿をやるから面白いものである。
私の出身校がどこであろうが、子どもたちには全く興味のない話だ。
そんなわけで、読みかけた『太陽の子』(『てだのふぁ』と読みます)はそのまま読みかけたままなのである。
彼の教育論には終わりが無いが、物語には常に終わりがつきものだから。
それから、『授業の出前、いらんかね。』もさっき読んだ。
特別支援学校には興味があったが、このような制度があったとは知らなかった。
どのような制度かは、本を読んで知ってほしいw
また良い教育書を得たような気がする。
ただ、どちらも理想すぎて現実味がない。
特に灰谷先生の教育論。
素晴らしいと思うが、今の時代に果たして可能であろうか。
そんなこんなで今日は講座が終わってから今まで、ずっと本を読んでいた。
講座では今日から新しく、NIEという時間も入るようになった。
3年になってから、いきなり周りの子達が塾の講師や特別支援学校などののボランティアを始めた。
小論や面接、模擬授業対策だという。
私も塾の講師をしてレベルを高めたいが、如何せん時間が無い。
来年、時間割をゼミと教育実習の2つだけにしようとしているので、今年は朝から晩まで授業で埋まっている。
皆どうやって時間を作り出しているのだろう。
特に、講座の30人中半分以上は塾講だという。
あせる。
私も私なりに少しずつ勉強や経験を積んでいるつもりだけど、つい欲張りたくなる。
塾講もしたいし、家庭教師もしたいし、特別支援学校にも関わりたいし、子ども関連のボランティアもしておきたいし・・・
漢検準一級そろそろ取りたいし、英検2級くらいはもっておきたいし、日本語能力検定にも興味はあるし、書写検定も持っていて損はないし。。
言っていたらキリがない。
でも実際は、週1で学生サポーターして、予習復習して、発表の準備して、教採の勉強の時間確保して・・・で精一杯である。
学校の先生になったら、もっと大変なんだろうか。
焦ってはだめですね。
今できることだけを精一杯やっていれば、それが一番良いんですね。
少し考えさせられました。
そしてやっぱり少し焦りましたw
毎日時間に追われているようで、たまに、こんなこともうすっかりやめてしまって大学生活を謳歌したいなんて思うときもあります^^;
けれど、先には必ず誰かが待っているわけで・・・
やっぱり頑張ります!
ありがとうございました♪
教育大は、私が思っているのとだいぶ違うのかもしれませんね。
私も大学を受験する際教育大を考えましたが、恩師に止められ、受験をやめました。
そこにどんな意味があったのかはわかりませんが、私はこれで良かったと思っています。
やる気を出したいなら、現役合格を目指すのが一番かもですね><
いつ合格しても変わりはないと思いますが、例えば同じ3年目で合格しても、必死で勉強して現役を目指したものの3年目で合格・・・っていうのと、とりあえず受験して臨時採用され1次免除で3年目合格・・・では全く話が違うと思います。
教師になってから努力するには限りがあります。
教師として一生使える知識や経験を蓄えるのは、今しかないのではないでしょうか。
私もこうしてコメントいただけると、自分が今やっていることが無駄なのか無駄でないのかもわかりますし、何より励みになっています^^
ありがとうございます♪
明確な目標に向けてがむしゃらに走る
そんな時間は絶対に必要
何年か経って気付くこと
コレまでの経験は決して無駄じゃない
むしろ今のうちに貪欲なくらい多くを吸収してほしい
どんな仕事であっても終わりなんて亡いと思います
いつでも吸収できる何かが転がってます
むしろ今しかできないことを大切にしてほしい
塾講師 家庭教師 周りに振り回されないでいい
教育現場だって日々変わっているんだと思います
先人の論は知識として蓄えておいて損はない
大切なのはそこから何を生かすか
相手は人生において最も成長著しい年代
その中で「ああ そういえば読んだことある こういうことか」と気付くこともある
資格は取れるうちに取っておきましょう
これは欲張ってくださいませ (*^_^*)
実際のところ、そんなに意識は高まりません。
むしろみんな先生になる人ばかりなので、意識が低下する気もします。
常勤、非常勤を気にしなければひとまず先生にはなれます。
だからこそ意識が低いんです。
そんな中でぬくぬくしていて大丈夫なのか本当に不安です。
藤乃さんのブログを読んで本当にかなり焦ります。
私は一方的にとても良い刺激を受けているので、これからもよろしくお願いします。
ハードと言えばハードだったかもしれません。
以前友人にも同じようなことを言われたような気がします。
結局、周りの人間が素晴らしい人ばかりだったんですね。
苦労と信念は私のスローガンのようなものですw
まぁ、これを普通だと思って頑張っていきたいです!
うちの大学は、プロの国語科教師を養成することで有名です。
上を見ればキリがありません。
やる気がないものは容赦なく切り捨てられます。
色々ですが、それぞれの環境で精一杯努力できればと思います。
私のようにひたすらあせるのも一興かとは思いますし、教育大の流れに任せてじっくりと自分の意識を高めていくのも良いと思います。
どちらにしても、個性を身につけるのは大事かもしれませんね。
私は、教師になるまでの取り組み方によってその個性は形成されると思っています。
小さいことを積み重ねることで大きなことにつながる・・・
Romyさんが良い先生になれますようお祈りしています><
しかも、結構確固とした目標も持っていたようで。。。
かなり密度の濃い生き方をされているように思います。。。
色々な経験もこれからもするでしょうが・・・
過去に読んだ本などから学んだことなど・・・
いかせれるようになるといいですね。。。
教師になっても・・・
きっと頑張れるでしょう。
やっているような気がしているだけで、実は何もやっていない。
課題をそれなりにこなしているが、本当はそんなんじゃ足りていない。
先日、ある人にRomyならいい先生になれると言われて嬉しいと思った。
でも今思い返してみるとそんな自分が恥ずかしくてたまりません。
今の自分のどこか満足していた自分にとても後悔しています。
藤乃さんは私にもっともっとできる、いや、やらないとだめだといつも思わせてくれます。
そう思いながら何かを理由にしてやらない私がいたりする…。
こんな人間が先生になるべきでないと反省したり…。
つらつら書いてすみません。
とにかく、藤乃さんの頑張りはすごいです。
それを見て、私は焦り、反省し、もっと頑張ろうと思っています。
まずは小さい目標を作って徐々にがんばって行きたいと思います。