青い硝子の一角獣
- カテゴリ:日記
- 2011/09/26 21:07:06
すんなりと伸びた四肢。
風になびいているような鬣と尻尾。
真っ黒な潤んだ瞳。
そして額の中央から伸びる、真っ直ぐな角。
その全身は、透き通った青い硝子。
お気に入りの硝子工芸店でみつけたのは、青い硝子の一角獣。
背の高さは10センチにもみたない、小さな小さな子だった。
青いユニコーン。
それも手の平に包み込める大きさ。
…一目惚れとはこのことだ。
まさし「呼ばれた」としか思えなかった。
二十年近く、私の本棚に鎮座していた。
今のマンションに越した時。
いくつかのワイングラスといっしょに、砕けてしまった。
退院した時期と、引越しの時期が重なった。
だから自分で荷造りできなかった。
それが今も悔やまれる。
形あるものはいつか壊れる。
でも、哀しいものは哀しい。
私はめったに置物を飼わないんですが、
時々、目があうとゆうかなんとゆうか^^;
店頭で恋(?)に落ちて、自分の家にお迎えした子がいますw
さて、次はなんだろう^^:
カーヤさま
きれいじゃなく、可愛い子でしたね。
掌でつつみこめるほどの、小さい子だったんです。
よくまあ、目についたなあと、今も不思議に思ってます。
きれい~というよりも、とても愛らしい子でしたね^^
その場で描いてみなさいと言われたら、ささっと描けるほど記憶してますよ。
脳内補完は万全だけど、美化はしてるんやろうなあ。
らてぃあさ
自分で梱包してたら、われなかったかもなあ・・・
と、これだけが、今も悔やまれます。
猫と台風とマサ吉 さま
こんなものの出会いは、時のめぐり合わせです。
また、いつかどこかでちがう子と出会うかもですね。
割れたって読んで、私までショックです><
形あるものはいつかは壊れるっていいますけど、儚いですね・・・
飽きないですよねぇ!
それに一目惚れなんて、すごく素敵!!
またきっと素敵な出会いがありますよぉwww
また同じようなやつ見つかればいいね
壊れたのは悲しいけどラトさんの心の中で輝いているんですよ。
手に入るものは手に入らないものに敵うことは絶対にない。
・・・幻となった今のほうが、ユニコーンはいっそういきいきとしていることでしょう。