秋の夜長に…実験
- カテゴリ:友人
- 2011/09/26 20:22:42
今日は新型のダーツ型小型ロケットの威力を確かめようと思っていた
次のターゲットは厚さ25センチの合金製扉を持つ金庫
その中にエメラルドでできた四つ葉のクローバーセットがあるという
麗しい豊かで透き通った緑の石…それが更に美しく輝くカットを施され
幸せの象徴である四つ葉のクローバーになっているのだ…うっとり
この自作のロケットで果たして破れるだろうか
中身まで吹っ飛ばしては意味がない
火薬の量やそれぞれの調合率、今までの研究が試される
「なんか雑然としていマース」
「カボチャがいっぱいだー」
またもや予約もないのに煩い教え子達が訪ねてきやが…来ました
「もうすぐハロウィンですからね、このハロウィンの風習とは」
「ノンノン、今日はハロウィンの話を聞きに来たのでは無いのデース」
「無いのだ」
煙に巻いて追っ払おうと思ったのに、話の腰を折るとは少し成長したようですね
「この前夜中に質問しに来たとき先生いませんデシタが、どこ行ってマシたか」
「怪しいのだ」
むむ、下調べに出てたのがばれた?! しかし何で夜中に来るのですか
「もちろん、実験のためです。この小型ロケットでイノシシを追っ払うため、某村に行っていたのです。イノシシは夜中に動き回りますから」
教え子達の目が不審げにすがめられる。本当に最近は簡単に騙されてくれなくて面倒だ
「夜中暗くて実験できなかったので、今日はここのカボチャを標的に実験します」
「どのカボチャデス?」
「たくさんあるからどれにしようかしら、ああ、カボチャ頭が増えたから迷うわ」
にっこりと笑って、さあ?と首を傾ける私の言った言葉の意味を、しばらくして理解したらしい教え子達は悲鳴を上げ隠れた
「危険物デース、室内でロケットは危ないのデース」
「カボチャ頭じゃないのだ。ちゃんと中身が詰まってるのだ」
「質問しに来てるのに羽根ペンではなくおやつを食べ終わったままのスプーン持ちで何を言うのやら~」
再び笑ってロケットに点火した
かぼちゃの中身にはちゃんと厚みのある合金が入っているので、もちろんそれを狙う
しかし、彼らは何故狙うと分かっているかぼちゃの影に隠れるのだろう
頭が良いのか悪いのか、理解不能だ
楽しんでいただけたようで幸いですー
こんなんでいいんでしょうか、ちっとも怪盗の仕事ができないのにw
>ねむさん
ダーツはもちろんカボチャと合金を木っ端みじんですとも!
あ、いかんいかん火薬強すぎてこれでは中身もダメになる
え? 教え子達? あやつらは逃げ足だけは速いのです
>翠子さん
なるほど(ポン)今度はダーツロケット二つ用意しときますv
>鵺琉さん
この季節はカボチャ頭がいっぱいですねえ
誤爆ってこともあるかもしれませんねえ、ほほほ
的はここにするのデース!
ダーツの威力は如何だったでしょう。
さっしの良さが、危機回避に繋がらない教え子さん達も可愛らしいのです☆
さすが過ぎます、りおりおさんwww
教え子の成長に目頭が熱くなりますねい~~~。
で、どのかぼちゃを狙うんでしょうか~~www