楽しい思い出じゃないけど、
- カテゴリ:友人
- 2011/09/25 02:13:37
若い頃、友人たちと旅をしていて、
地元のやくざに絡まれました。
当時都会では女子学生で髪を茶色に染めているのは普通で
タバコを吸って政治の話をするのも普通で、
お酒が飲めて、歌を歌う人が入っている
バーとか、スナックより大きめの所に入って
お酒を飲んでタバコを吸って、
政治談議で腕組んで論争をして
店を出たら、地元のやくざに囲まれました。
髪をそめて、タバコを吸っているのが目立ったようで、
「どこの町のどこの組の女か?」と、効かれているようですが、
例のやくざ独特のアクセントはわたくしたち女子学生には
解りません。
「はあ????」「なに???」と何度も聞きなおしているうちに
怒鳴られだして、舐めていると思われた様で・・・。
(*゚Д゚*)ェ...気が付いた時は事務所へ来いと・・・。
その時、様子を見ていた自衛隊のお兄さん達に助けて貰いました。
災害救助意外に助けて貰ったのは私達位でしょうか・・。
お兄さん達が逃げろと言うので逃げて、
でも、足の速いやくざの一人が追いかけてきて、
どうしようかと、「殴る?凹る?」とこっちが人数が多いのをいい事にこそこそ
相談していると、其のやくざのお兄さん、逃げました・・・。
私達、本当にすけ番がやくざの女になったのと誤解された様で・・・。(。・´_`・。)エ-
当時の女子学生はそんな感じぃだったのよ。
で、やくざのお兄さんが少し離れた所で空いている飲み屋に逃げて込んで
訳を・・・。
でも、地元のやくざで性質が悪くて、警察は呼べないけど、
裏口から逃がしてくれて・・・。客も誰も見なかった事にするからと・・・。
で、カニ族(バックパッカー)専門の宿屋に無事に逃げ帰って、
次の早朝でその町を出て、帰ってから自衛隊にお礼の電話をして
そうしたら、刺されて重傷で入院だって。
お見舞いに行くと言ったんだけど、遠いから良いと言われて
男子学生にはいつもの調子で田舎町でやったんだろって。
そうなんだけど・・・・。
だから、一緒に誰かついて行った方が良いと男子学生たちは
言って居たみたいだけど、女子だけで行きたかったんだよね。
その後も懲りずに女子だけでカニ族(バックパッカー)を。
お風呂覗かれたり、色々在ったけど、それなりに・・・。
ワンレンでジーパン履いて、タバコを咥えて、肩肘ついて、
据えた目で男を見て、
(-o-)y-゜゜゜゜゜ だ~か~らぁ~・・・、あんたさぁ~
なんてやっていたのよね。
楽しんでもらえて、・・・・( ・´ω`・p
はずかしいやら、何とも・・・・。
今だから言えるのです。
ちょうど、其の田舎にかの全国的に有名な組織が食指を伸ばしている時代で、
警察も地元のやくざもぴりぴりしている時代背景がありました。
其の地域にも利権がちらちらと出始める時代でした。
「仁義なき闘い」の映画のモデルになった広島抗争の第2次か第3次でとある所がその後全国的に
勢力を伸ばしている時期でもありました。
今から考えると、交わることの無い異次元の人間同士が鉢合わせて、
お互い宇宙人と遭遇した感じで・・・・。
あの時代の都会の女子大生など、度田舎のやくざにとっては、理解不能の物体だったのでしょう。
あの横柄で物知り顔で、はすっぱで、なげやりで、人生を斜めに見ている様な態度で
タバコをスパスパ・・・。
桃井かおりの様な口調で「あんたさぁあ、そういうとこ、良くないとおもうのよね」
で、ワンレンをかき分けて、くわえたばこで「そうお?どっちかというと、そっち、なげてない、人生」
「わたしぃ、必然でいきてるからぁ、理解されにくいとおもうけどぉ・・・(何が言いたいのか自分でも解んない)」
こんなの田舎のやくざにとっては宇宙語だったんじゃないかなぁ・・・。
いや~、今から考えても、私達、宇宙語を話してたと思うよ。ウンウン
めっちゃおもしろいですねー。って、当時は大変だったのでしょうけど。
バックパッカーのことをカニ族っていうの、初めて聞きました。
カニの甲羅みたいに見えますかね^^;
もう、白馬に乗った王子様が危機の時に現れるおとぎ話は、
本当に来たのは災害時の自衛隊員の様に、自衛隊員の人が士気が高いと言うか、
多くの人が絶対に手を出さない生命の危機に身代りになってくれました。
1か月後に無事に退院したそうです。
別の女子学生がそれこそ、またあの地方にお見舞いに行くと言うほど
感激をして連絡を取っていたので、代表のその人に対応を任せて
私はお見舞に送った、お菓子代を分担しただけなのですが・・・。
昔の事で忘れましたが、本当は私達も事情聴衆を被害者だから受けるのですが、
遠いいので、自衛隊員は一人で無かったので、
其の人の話と二人の女子大生の電話での証言でただの喧嘩じゃないと言う事で
私達が絡まれていたのを助けたと言う事で警察が結果的に判断したと言うか、
まさか、やくざが喧嘩と言い張っているとは、
帰ってから自衛隊にお礼の電話をするまで知りませんでした。
最初の何か言っている言葉が聞き取れなくて、
何度も「はあ????」「なに???」とやっているやり取りを多くの人は見ていたんだけど、
それをやくざの人が蹴散らせて、それから本気に怒鳴りだして・・・・。
その時は遠くで様子を見ている自衛隊員のグループしか表向きは居なくて・・・。
やくざは今思い出しても6~8人に囲まれて、
こっちは4人の女子大生で・・・。(と言っても今の女子大生のイメージとかなり違います。)
たぶん田舎のやくざには、私達が何者かは理解できなかったと思います。
カニ族が出てきた時代で、女のカニ族。しかも軽音(当時は大学にしかいなかった)の追っかけと
バックパッカーの足して2で割った様な感じぃ、と言う得体のしれない人種だったので・・。
つまり、あっちでライブをやっていると行って大騒ぎで踊りまくって盛り上げ。
男子寮のどこかの部屋で飲み会をやっていると聞くと酒瓶をもって押しかけて
占拠して、盛り上げて。
昼間は薄暗い茶店で、タバコをスパスパ、一応政治談議?、所謂評論家?。
で、やくざは私達と喧嘩をしていたと、そこに喧嘩の加勢に自衛隊員が加わったと主張。
でも、地元の警察とは電話での女子大生でのやり取りですから、
其処はアルバイトで社会経験の豊富な人が適切な言葉使いで対応して、信じて貰いました。
やくざと3対1になった時に凹らないで良かった・・・。
のたもたさん達になにも無かったのは幸いでしたが、あぶなかったですね;;
その後、その自衛隊の方はどうしたのかしら? きになります^^;