じゃんぼんばな
- カテゴリ:30代以上
- 2011/09/25 00:59:10
今日は、・・・おっと、もう昨日になってしまったが、午後から自分&奥方の実家、計2箇所のお墓参りへ行ってきました。
今のお墓は、コンクリートで固められ玉じゃりが敷きつめてあったりして、
土の部分が見えることはありません。
その昔、まだ土葬がOKだった頃のお墓には、今時分の季節にはあちらこちらに「ヒガンバナ」が咲いていたものでした。ヒガンバナには、根というか球根というか、その部分に毒があるようで、魔除け・ネズミよけの意味合いがあったようなことを聞いたことがありますが、真偽のほどは定かではありません。
このへんでは「お葬式」のことを「じゃんぼん」と言ったりしてました。
自宅で葬儀をやるのが主流だった頃は、出棺の際、お坊さんを先頭に庭を左回りに何周だったか回って野辺の送りとなったわけです。
お坊さんが打ちならす、シンバルみたいな楽器というか道具の音から「じゃんぼん」というようになったようです。
ちなみに、左回りのことを「じゃんぼん回り」と言います。
そしてお年寄りは、ヒガンバナのことを「じゃんぼん花」なんて言ったりしました。
墓参りの後、日没まで少し間があるので、町外れにある「彼岸花の里」へ行ってきました。
それほどメジャーなところではないのですが、27日にNHKの「いっと6けん」という番組で放送されると看板が出ていました。
駐車場も10台分くらいしかないところで、番組放送後に見物客が大勢押し寄せたら大変だろうな。
過日行った「ヒガンバナの里」でも、白は全体の5%にも満たない量でしたよ。
昨日行ったホームセンターでも、ヒガンバナ白の球根が売ってましたが
398円もしてました。
メディアの威力の恐ろしさを感じます。
白色の彼岸花が好きなのですが、あまり咲いてないのが残念です。
彼岸花は、根というか球根が10個あるとすると、開花するのはそのうち1個だそうです。
たくさん咲いているところは、「たくさん×10」の球根が潜んでいるわけです。
世の中でも、日の当たる人生を歩んでいる人は10%くらいなのかもね。
今でも色濃く残っていますよね?
ヒガンバナは、色鮮やかで目を引きますよね。
沢山咲いていたら、きっと綺麗なんだろうなー!
ヒガンバナは綺麗な花ですが、縁起が悪いと嫌うひとも結構おりますね。
子供の頃、新しい「土まんじゅう」があるお墓にヒガンバナが咲いている光景を見て
とても怖く感じた思い出がありますよ。
数年前に会社に来ていたフランス人、彼岸花がとても気に入ったようで
帰国するとき球根を持って帰りました。(本当はイケナイんでしょうが・・・)
フランスには、ないと言ってました。
今頃は、フランスで花が咲いているのかな?
ほうほう、なるほど、ご教授ありがとうございます。
いろんな種類がありますが、赤い花に黒い点々が付いているもの、ちょっと苦手です。
ヒガンバナというと、どうしてもお墓とかお寺のイメージが湧いてきてしまいます。
よくよく見ると綺麗なんですがね。
なんとも言えず ちょっと 恐さを感じてしまう華
お墓をお守りする 華だったのですね。。
陽の当たり方が朝なのか夕なのか気になってたのですが
夕方の陽射しだったのですね〜^^
人の混み合わない所の自然な場所はこじんまりとしていてもホッと出来て
気兼ねなくゆっくり回れるのが良いのですが〜
・・・行ってみたいなあ〜^^
そうそう、彼岸花は毒があるから田んぼの畔に植えて害虫害獣除けにしたそうですよ!
彼岸花は再生の花。
あの世とこの世の間に咲く天上の花。
大好きな花。
キレイ 美しい花ですよね。
ココだよ!!
って きっと知らせてくれてるのかなぁ〜〜