☆オゾン
- カテゴリ:その他
- 2011/09/21 00:44:27
オゾンってよく名前は聞くけど詳しいことはあまり知られていませんよね。難しい話しをすると、酸素は酸素原子が二つくっついてできるのですが、三つくっついてできるのがオゾンです。これは普通の状態では無色ですが、高濃度になるとやや青みのある気体で、特有の生臭い臭気(コピー臭)があります。また、これは古く(ギリシャ時代)から知られていて、その語源も「臭う」という意味のギリシャ語「オズ」からきています。
また、オゾンは太陽の紫外線照射を受け大気中の酸素から自然に生成されますし、成層圏には濃度の高いオゾン層があり、太陽から地表に降り注ぐ紫外線を吸収することは有名になっていますよね。ところが、フロンガス(問題は成分中の塩素です)などによって破壊され、南極、北極上にはオゾン濃度の希薄なホールが出来ており深刻な問題になっています。
しかし、常温の大気中ではオゾンの寿命は短く、順次分解して酸素になります。このことは水中に溶存するオゾンも同様です。そして、オゾンは自然分解の過程で脱臭・脱色・酸化・殺菌などの働きをします。
・脱臭作用
オゾンは悪臭成分を酸化分解して脱臭する働きがあります。これはほとんどの悪臭に有効ですが、使い方を誤ると食品などの必要な香りも分解してしまうこともあるので要注意です。
・殺菌
オゾンによる殺菌作用は、溶菌といわれものです。つまり、細菌の細胞壁の破裂(分解)により細菌を殺します。オゾンによる殺菌法は加工食品の製造工程を始めとして、空気の浄化などその用途は増加しています。
※オゾンの毒性
オゾンは酸化力が強く反応性が高いので、高濃度では生物に悪影響を与えます。また、水分に吸収されにくく、吸い込むと、肺の深部まで到達し呼吸器傷害(肺水腫等)をひきおこすといわれています。しかし、一般に販売されているオゾン発生器では毒性の現れるほど高濃度のオゾンを発生させることはないので、心配する必要はないでしょう。
食品加工には有効でも、人体には有害なん?
ヤヤコしい性質ですな^^
タイトル見て『♪マイアヒ~マイアハ~マイアホッホ~♪』と妄想音...
私どうかしてるわ~