「ライフ」 生きて命をつなぐ事
- カテゴリ:日記
- 2011/09/07 20:39:27
目前で屠られた命を、躊躇することなく食べることはできるか?
私は食べる。
生きることは、他の命の犠牲の上に成り立っている。
それを理解してるからこそ、食べる。
犠牲になった命に感謝し、自分のなかに取り入れる。
それを己の明日の糧として生きているから。
などと、偉そうに書いてるけど、さすがに殺されるシーンには、目をそむけるかもしれない。
やはり、私も命を産む方の、人間の端くれだからなあ^^:
「ライフ」は綺麗事だけのドキュメンタリーじゃない。
植物から動物まで、生き抜くことは命を次世代につなぐこと。
それを念頭において見るべき映画だ。
と最初にぶちかましたほど、ほとんど残酷なシーンはないんだが^^:
それでもカメレオンが昆虫を捕食したり、チーターが駝鳥を狩って食べたり。
コモドドラゴンが、水牛を食べつくしたりする。
BBCは動物だけに偏った映像じゃなく、命をまんべんなく映像化していた。
植物、昆虫、両生類、魚類、爬虫類、哺乳類。
変に擬人化することなく、事実と、高感度カメラで撮った躍動する命の奇蹟を紹介している。
日本でつけた、やけに「人間より」のナレーションが、カンに触るほどにだ。
和んだのは、地獄谷のニホンザル。
真冬の雪降るなか、温泉につかってうつらうつらする猿の親子。
実に、いい表情をしてたなあ。
雄猿の湯に濡れて、ちょっとウエーブのついた頭髪がそのまま凍ってるシーンには。
爆笑してしまったw
昔はこの手の番組、民放でもたくさんやってたのにな。
最近は、ほぼNHKオンリーなのが寂しい。
常にね、この食べ物はなにかの犠牲の上に~なんて考える事はない。
純粋に美味しい食事を楽しめばいいんです。
ほんのたまに、ああ。食べるってこういうことだと、ちゃんと理解してればいい。
そう、思います。
アースは、地球の気候を記録する映画でしたね♪
ライフは、地球に生き抜いてる種を紹介する映画。
さすがに、目に見えない単細胞生物やウィルスまでは網羅してないけど^^;
ヒトも地球にいきる生物のひとつだと、忘れちゃいけません。
人間は捕食者の側に属する種。また、それを認識できる種でもある。
だからこそ「かわいそ~」で、食べる事をやめることはできひんよね。
食膳に並ぶおかずがどこから来てるか、ちゃんと理解しないと。
う~~ん、月末までやってるかどうか、微妙やろうな。
大ヒットしてる映画とはいえへんからね。
もし上映してたら、見てな~。
極寒の冬を耐えるニホンザル、まるで哲学者の風貌ですね。
考えさせられるテーマが多いですよね。
きっと普段何気なく見ている1コマ1コマにも、命の引継が行われていると
思うと、食べ物に感謝して食べなくちゃ罰が当たりますし
食べる事に関して、一層慎重になりますね。
高感度カメラで撮った世界 とっても興味あったんですが
このブログを見て やっぱり観たいな~と思いました。
犠牲になった命に感謝し・・・アバターを思い出しちゃいました
人間は謙虚さを忘れているのかも。
何の躊躇いもないけど、動物は目の前でって経験ないからなぁ。
でも、多分、食べると思う。
弱肉強食とか食物連鎖とかあるけど、食べないと生きていかれへんもん。
やっぱり見てみたいな~~
高松でもやってる筈やけど……今月末に大阪行った時もまだやってるかなぁ?