☆ブラックホールの行く末
- カテゴリ:その他
- 2011/08/31 00:55:27
ブラックホールという言葉は最近よく耳にしますが、その最期はどのようになるかご存知でしょうか?
ホーキング博士の最新の理論によると、ブラックホールは蒸発するそうです。以前は真空に置かれた単独のブラックホールは、永久に存在するとされていましたが、どうやらこの理論は間違っていたそうです。つまり、量子力学的な場の理論では、真空と考えられていた空間は無の世界ではなく、そこでは仮想的な粒子・反粒子対が常に生成消滅を繰り返しているそうです。そして、ブラックホールの地平面の近くでこのような仮想粒子対が生成すると、それらは消滅するまでに、片方の粒子(反粒子)がブラックホールに吸いこまれ、もう一方の反粒子(粒子)が吹き出してくると考えられています。このようなことがあると、ブラックホールの質量はだんだん減少します。ただし、この蒸発は無視できるくらいに小さなものです。
ところが、「塵も積もれば、山となる」と言われるように、気の遠くなるような時間が過ぎると、ブラックホールは蒸発することになるそうです。ただ、大きさにもよりますが、蒸発するまでの時間と言うのは10の100乗年くらいかかる計算だそうで、今現在での宇宙の年齢は137億年くらいだそうです。
どのような長さか、想像できますか?
※なにかで読んで…
今の宇宙は137億年ですし、まだまだ生まれたてってことでしょうかねぇ。
カップ麺が何個作れるかで換算してみたいものです。
ブラックホール自体の質量が相殺されるのでは?っと考えられていますが
100年、1000年単位の観測では宇宙の時間軸からすると一瞬なので相当運が良くないと
ブラックホールの蒸発を確認出来ないと思います
ではなぜブラックホールが蒸発すると考えられたかと言うと一度出来たブラックホールが消滅しなければ
宇宙はもっとブラックホールが多く存在しても良い事になるそうです
ブラックホールの元となる巨大な恒星は自らのエネルギーによって
太陽程度の恒星よりもかなり早く寿命を迎えブラックホールになるからです
宇宙の年齢は
宇宙マイクロ波背景放射の観測値を根拠に計算したもの137.3億歳±1.2億歳 ☜ 現段階での最も緻密な推定
放射年代測定を根拠に計算されたもの110~200億歳や130~150億歳
はまりたくありませんなぁ。