買い物をしていて、ふとこの間見たTV番組を思い出した。
地域差の話で。
本当に?　と思って他の人の様子を見ていた。
そんな、ありふれたことが一地方だけのこととは思えなくって。

結果、どうも本当らしかった。
驚いた。

買い物して、支払いした後、お礼言うのって関西の人間くらいなん?

TVだと大阪では、と言っていたけど。
支払い後に「ありがとう」の一言。
とりあえず関西一円では当たり前の光景だと思う。
どこにいっても変わらずお礼ぐらいは言っていた。

けど、関西以外の人は言わへんの?

バスの降りしなとか、運賃払いながら普通にお礼言うもんと違う?
食事したらお代払いながら「ありがとう」とか「ごちそうさまでした」とか、
自然に出るけどなぁ……

と、関西弁混じりはこのくらいにしよう、嫌う人もいるし。

「関西人」が礼儀知らずであるかのように言う人もいたりする。
まぁ実際、遠慮がない地域性ではあると思う。面倒な人もいるだろう。
だからまさか、他地域でこんなちいさな、当たり前の気遣いさえしないとは思いもしなかった。
たとえお客と店員でも、人と人としては対等なわけで、対応してくれたことに普通にお礼は言わないんだろうか?

逆にバイトでレジに立っていたとき、商品を渡しつつ丁寧にお辞儀してお礼を言うと、お客様も顔をほころばしてお辞儀を返してくれたりした。
どちらもそれで得があるわけじゃない。
（こっちは雇われ店員で、暇な方が楽ではあるのだ）
でも、それだけでお互い気分がいい、ちょっと気持ちが明るくなったり、勤務時間を頑張れたりするんだから悪くない気遣いじゃないかな、と思う。

多分かわらず、今後もつい出ると思うけど、コレ、浮いてるのかなあ?