427-うんちく-オッドアイという言葉
- カテゴリ:勉強
- 2011/08/24 13:00:13
オッドアイのカラーコンタクトが出ましたね。
厨二病の後遺症があるので隻眼とかオッドアイとか大好きだ。
個人的には着せ替えレイヤーを増やして「片目用コンタクト」として作れば色の組み合わせももっと自由にできたのではと思うのだがさておき。
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オッドアイという響きは日本人には神秘的に聞こえるかもしれないが、英語を母語にしている者にとっては、格好悪い響きなのだそうだ。日本語訳して置き換えてみると分かるが、オッドは「変な」、アイは「目」という意味なので、私たちが「オッドアイ」、「オッドアイ」と言っているのは外国において日本語で「変な目」、「変な目」と言っているようなものだ。
和語で人オッドアイに相当する口語はない。
猫のオッドアイは日本では昔から「金目銀目」と呼ばれ、吉祥扱いされているが、文字面から分かるように、これは片方が黄色系(緑色も含む)、もう片方が青系の色の場合のときを指すので、例えばアニメでよくある赤・緑の組み合わせのオッドアイを「金目銀目」と呼ぶのは厳しい気がする。
人オッドアイと比較して、猫・犬オッドアイはそれほど珍しいものではない。
学名は虹彩異色症である。
よって、和製英語、外来語、和語においてオッドアイを指す語は以下である。
オッドアイ――外来語。英語。「変な目」。
バイアイ――外来語。英語。バイの意味は数字の「二」。
ヘテロクロミア――学名「異色症」。ヘテロはギリシア語で「異なる」という意。虹彩異色症は「heterochromia iridis」というが、「iridis」は「虹彩」の意。クロミアの語源は不明(女神の名か?)。
カオマニー――外来語。タイ語。ただしオッドアイ自体を指すのではなく、オッドアイの白猫を指す。「白い宝石」。
ダイアモンドアイズ――外来語。英語? タイのオッドアイの白猫のオッドアイを「ダイアモンドの瞳」と称することに由来する。
虹彩異色症――日本語。学名。
金目銀目――日本語。ただし猫である。
フェアリーアイズ――和製英語。元ネタは詳しくは分からないがおそらく『パタリロ』。
なお日本語にはないが英語では「Odd Eye」に似た表現に「Strangeness」「Strangeness Eye」がある。
Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8
Wikipedia「虹彩異色症」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%99%B9%E5%BD%A9%E7%95%B0%E8%89%B2%E7%97%87
Wikipedia「オッドアイ(ネコ)」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A2%E3%82%A4_(%E3%83%8D%E3%82%B3)
同人用語の基礎知識 http://www.paradisearmy.com/doujin/index.html
同人用語の基礎知識「項目一覧表/あ行,オッドアイ」 http://www.paradisearmy.com/doujin/pasok_odd_eye.htm
パタリロ!(個人サイト) http://poiz.sakura.ne.jp/pata/
パタリロ!(個人サイト)「60,フェアリーアイズ」 http://poiz.sakura.ne.jp/pata/60/000312.html
ありがとうございます。しかし残念ながらネットで拾える薄っぺらい情報でございます。
伊達政宗、そういう説もあるようですね。ちょっと突っ込みどころを見つけたので個人的には通説支持です。
新イベントは三周年記念のときに何かある……といいなと思っております。